読書2020-09。 | おだやかな構図~くまのきもち~

おだやかな構図~くまのきもち~

おっさんゲイカップルの、淡々とした日常の記録です。

当方、生粋のGayにつき、MEN’S ONLY(G)でお願いしております。
また、宣伝目的のアプローチに関しては全て黙殺させていただきますので、あらかじめご承知おき下さい。

ヤヴァイね、うんヤヴァイ。
ナニがヤヴァイかっつーとだね、
 
ついウッカリと手ぇ出して、いいトシぶっこき倒してハマっちゃったBでLなお伽話の、打率(購入冊数に占める、まぁ読んでガッカリしない程度には楽しめた作品 の割合)が著しく下がっていて平たく言うとク◯塗れなのに止められなくて、
 
ついデキゴゴロで「人外モノ」とかに手ぇ出したら(イッヌとか狼とか妖とか天狗とか鬼とかとか)
 
そらまぁ個人的に当たりハズレはあるものの、
アラヤダ意外と面白くって♡てへ。
爺さん、新しい扉を開いちゃったっつーね。
(誰か止めてください)
 
世間の腐ったムスメ系は、
どういう心理でこのテ(ケモノで姦しいの)を読むんでしょうかねぇ。
 
何だろう、
足抜けするタイミングを逸した感。
ヤヴァイよヤヴァイよ(D川氏風味)。
 
 
063 木内昇さん「占」。
 
占い縛りの短編集。
初読みの作家さん(たぶん)だけど、
ベリー読みやすかったですな。
 
まぁいつの時代も「占い」はね~……と、
軽く頷きながら拝読しました。
 
 
064 恩田陸さん「歩道橋シネマ」。
 
恩田さんは著名なんですが、
巡りあわせっつーか相性っつーか
これまであんまり読んでなかった作家さんで~。
 
本作。
短編集なんで「導入」にイイかなぁと借りてみたんですが。
 
思くそ消化不良。
ハナシの「広がらなさ具合」に萎えるの巻。
 
これからも読まない作家さんなんでしょうか。
ま、そーゆーのもあるよねぇ。

065 絲山秋子さん「御社のチャラ男」。

ワタクシ内部の印象では絲山さん、
「硬派な北大路公子さん」なんですが。
エッセイなんぞを拝読するに、
キャラクターが好きなワケで。

本作も、ソコがいいカンジに滲んでいて。
「だめんず」の切り取り方が秀逸で、
思わずニヨりながら拝読しましたよ純文学w。  

面白かったです。

066 小路幸也さん「国道食堂 1st season」。

トートツに思いました、
そろそろ「あっち」は終了フラグでも立ったのかすら?

ってなワケで新シリーズ。
まぁ相変らずの「登場人物全員善人」、
テキトーに伏線を張り巡らせつつ
ソツのない構成。

中には「要るのかこの章立て」っつーのもありましたが、
ちゃっかり回収してくんだろうなぁ。
コレも映像化狙いの臭いするし。

いやぁ、信者は大変だぁ(他人事)。
 
 
067(033) 火崎勇さん「望まない迷宮」。
 
さぁ今週は、
敢えて「人外モノ」を避けてチョイスしてみました。
ワタクシ、好物は取っておくタイプですwww。
 
で、本作。
893×893のCPで、
お好きな方には堪らない組み合わせなんですが。
なんつーか内容薄目で食い足りないっつーか。
 
ま、ハピエンなんで読後感は悪かないんですけどね。
む~。
 
068(034) 李丘那岐さん「ご主人様と庭師」。
 
李丘さんはワリと好きな作家さんなんですが~。
ノベルスの文庫化が決して名作ではないっつーね、
そんな見本のような作品でしたな。
 
オレ的に「萌えポ」がないんでキツかったです。
 
んなこと「あらすじ」じゃ分かんないからねぇ、
事故みたいなもんなんですけども。
 
069(035) 松前侑里さん「パラダイスより不思議」。
 
ペット探偵(攻)×無職小僧。
攻氏の方が「動物のコトバが分かる」っつー特殊設定で、
モフモフ出てきて面白いと思って買ったんであろう数か月前のワタクシ。
 
鬼外し。
動物には癒されるものの、
肝心のニンゲンさまに萌えることなく……。
 
070(036) 久我有加さん「青空へ飛べ」。

プロ野球選手(攻)×元野球少年(受)
両方とも小僧だし野球やら微塵のキョーミもないし、
なんで買ったかっつーと作家買いwww。

久我さんってばなかなかのストーリーテラーで、
CPに萌えないままでもスイスラと。
小説として楽しませていただきました。

BLとしちゃ正しくない読み方かも、だけどねー。