日本は大寒波が来ているようですが…
私がいるニュージャージー州の南…
なんだか今年は雪が降らなそうです…
娘がすごく残念がっていて…
あと私も…
昨年の冬は主人がいなかったので、ちょっと雪を見せてあげたかったなぁと残念なSonokoですw
長野にいる私の母は新潟の豪雪地帯出身で、今年はまだ雪はそんなに多くないし、新潟での雪下ろしや雪かきを思えば、本当に楽させてもらってるわ~と…
なかなか自然と共存するってむずかしいものですね~
ちなみにこの辺り…
雪が降るとかなり早朝からガンガンブルドーザー?で雪かきをしてくれるので、道路はなんとか大丈夫でそうですが、そもそもみなさんすぐに外出を控えるのでそこまで混乱はなさそうな…?
まぁ、年にも寄るので、いつか大雪を経験することもあるのかなぁ??
ところで最近…ネットのニュースで…
若者がカナダやオーストラリアへワーキングホリデーで出稼ぎに行って、かなり稼いで貯金までしている!とか…
アメリカで寿司職人をやっている人、月収100万円なんてザラで、かなりいい生活ができる!とか…
小学生の子供を連れて母子留学してみた!とか…
FIREした人が海外移住するために、プチ海外移住をして場所を探している!とか…
こんな記事をよく見かけるようになりました。
そして極めつけが…
「静かに進む海外流出 永住者が過去最高の55.7万人」
こんな記事が出ていました。
コロナ禍でかなり海外へ行きづらくなったとは思いますが…それでも過去最高とのこと…
駐在の方は一時的に減ったとも聞いているので、長期滞在ではなく、いわゆる「永住組」の増加のようです。
日本の若者は海外へ行かなくなった…なんて聞いていたので、ちらっと調べてみると…
海外へ留学した人の推移はあれ?それでもなんとなく増えてはいるのか??
このグラフは1983年からのもの、私が初めてアメリカへ行った1990年は、留学がブームみたいな時期だと思っていたのですが、ピークは2004年!
でも確かにこの20年近くの間で減ってきてはいたんですね~
主な留学先はアメリカと中国と台湾で焼く4分の3を占めていて、これもびっくり!!
もっとオーストラリアやカナダ、イギリスなどの英語圏が多いのかと思いきや、そうでもないんですね!
いずれの資料も以下からいただきました。
じゃ、留学じゃゃなく、普通に海外旅行をする人の人数ってどうなのかなぁ?と思って見てみると…
青が日本人の海外旅行客数、オレンジが訪日外国人旅行者数、
このデータは1964年から2019年、つまりコロナ前までのものなので、ここ数年、訪日外国人はうなぎのぼりに増えていることがわかりますが…
一方、海外へ行った日本人の数は1990年代後半以降、そこまで増えていません。
(2002年の落ち込みはSARSによるもの)
上記の資料は以下からいただきました。
ということで…なんだかんだ言っても、海外へ行っている人の数は増えている模様…
(永住者は水色の方です)
肝心な海外移住者の数は、最新が2021年なのですが、2022年はさらに増えたということのようです。
この資料は以下からいただきました~
そもそも海外移住する場合は、留学、駐在、少なくとも旅行では行った事がある国へ行くのではないか…と思い、いろいろな数の推移を見てみました!!
人口が減っている日本なので、横ばい、少しの増加でも一応、増えている…となるわけで、何だかんだ言っても、海外へ出ていこうとしている人の数は増えている感じがします。
ある…移住コンサルタントの方は、「だんだん海外移住がブームになってきていますね~!」なんて言っていましたが…
そりゃそうですよね、自分の仕事を思えばそう言いたくなりますよねw
その方は海外移住の一番の壁は「永住権の取得」であり、
「永住権取得のために一番大事なこと」は
「弁護士選び」だと言っていました。
確かにそうですね~
海外へ合法的に住むためには、永住権の取得が必要で、
永住権がなければ仕事もできないし、長期の滞在はできません。
そういう意味では「留学」を選択すれば、ある程度の年数は海外へ滞在できますが、仕事の時間などの制限もあり、学校が合わなかったなどの理由で辞めた場合には、残ることはできません。
そして今回のコロナのような事態が起き、留学を断念した人、留学中だったけれどやむを得ず帰国を選択した方も多かったはず…
あと永住権がなくても、海外の会社などにビザのサポートをしてもらって、海外へ住んでいる方もいますが…(駐在とか海外転職の方)
この場合はあくまでも、その仕事、その会社に縛られているわけで、収入もある程度保証されていますが、職業選択の自由、居住地の選択の自由はありません。
そして会社にサポートされているビザは永遠ではないと思います。
(あまりビザに詳しくないのでなんとも言えませんが…)
となると…
海外移住した方にはいろいろなパターン(ビザ)があるわけですが…
やはり「永住権」はとても大きな存在となります。
そして海外移住された方の記事で最近、よく目にするものの中に、
「ファッションエディター高橋香奈子 40代からの海外移住」
実はこの記事、たまにYahooニュースにあるので、目にしたことがある方もいるかもしれませんが…
Yahooで見ると、いわゆる「ヤフコメ民」のコメントがあるのですが…
今年こそは、時間の無駄だから絶対にヤフコメを読まない!と心に誓ったのですが…
やっぱり見てしまいましたw
日本の算数は進んでいると思ったら、大変だった…という記事だったのですが…
そんなの英語もできない状態で何も準備しないで行ったあなたが悪いんですよね?というような書き込みが多くてビックリ…
基本的にはこの親子留学への批判がほとんどだったように思います
私も算数においては同じように、やはり英語の壁があり、決して日本人ならできるというものではないと感じていますが、そもそも日本は計算などが早く正確に、という感じで、アメリカは思考を問うものが多いのかなと思い…
日本のように得意分野を伸ばすというよりは、国民全体の底上げを目的としている感じの教育ではそうなるのかなぁと思っています。
それにそのことに対しては良し悪しがあるわけで、どちらがいいのかは個人が選べばいいだけで、他人を批判する必要はないような…
そもそもヤフコメなどは、自分の素性を明かすことなく、建設的ではない意見が続くだけなので、読む価値もないわけで…無視したらいいのですがw
(私は自分のブログに頂く批判的なコメント、自分と違う見方なのでいろいろ考えるきかっけとなるので、知らない方からでも楽しんでいます)
そして検索していて見つけたものなのですが、こちら朝日新聞のもので基本的に有料記事なので最後まで読めていませんが、いくつか海外へ移住した方の記事があります。
自分のキャリアの為、子供の教育の為、さまざまな理由で海外移住をするわけですが…
「自分のキャリアの為」という点では、特に女性は海外も選択肢に入れてみてもいいのかなと思いました。
決して、海外の方が女性が活躍しやすいと簡単には言えませんが…
それでもこちらに来て、日本に比べると自立している女性が多い、女性でもしっかり自分の意見を言っている強い人が多いように見えるからです!
(あと日本で男女平等やダイバーシティは文化的にも無理だと私は諦めているからかもw)
アメリカでも医学部受験で女性に不利な採点をするなんてことはあるのでしょうか…???
アメリカの政治の社会では「ガラスの天井」なんてよく言われますが、民間企業ではあまりないのかなぁ…?
日本の「女性は出産、育児があって仕事のペースが落ちるから使いづらい」みたいな考え方、アメリカにもあるのでしょうか?
これはどの国でも起こることなので、日本だけ独特というのは考えにくい気もしますが…
(今いる職場が低学年向けの学校なのでほぼ女性だけとなり、なかなか判断できません!)
ただ、海外の育休、ちらっと聞いた感じだと3~4か月が普通のようで、日本のように1年や1年半も休んでいたら、ポジションがなくなって当然…のような気もします…
変に手厚くして社会復帰させないようにしている感じ?
日本はどうなっていくのでしょうか…?
私が働いている学校においては…
かなりサブの存在が大きくて、先生でも結構休んでいます
病気や、陪審員など理由は様々、でも学校の先生だって人ですから、休みを取ることもあります!
そしてこのサブの人たち、基本的には元教員のようですが、どのクラス、ポジションであってもフォローできるマルチな人が多くてびっくり!
なんでこんなに優秀なのにフルタイムで働かないのかな?という方もいますが、リタイヤされた先生も多く…、
うまく回っているなぁと思います。
まぁ…結局は女性のフルタイムの働き方を女性がフォローしている感じで、あとこれは学校だからちょっと一般企業には当てはまらないかもしれませんが…(サブでもなんとかやっていける)
日本ももっとモノやサービスの値段が上がってもいいから、人員に余裕をもたせて、女性に限らず一人でも多くの人が働きやすい社会になったらいいのになぁと思います
あと、子供の教育を考えての移住、
これは我が家にも当てはまるとは思いますが…
あまり安易なことは言えないと言うか…
もしこれが理由なのであれば、合わなければ帰国する…と言うことも考えておかねばと思っています…
子供の方が適応能力は高いと思いますが、やはり年齢による違いはかなり大きく、大きくなればなるほど、やっぱ日本の方が合うみたいということもありそうですし、
かといって小学生以下の場合…、日本の中学受験と同じで、「子供の意志なのか」
と言われると、そうではないからです…
何度も娘にアメリカに行きたいのか、アメリカにいたいのかを聞いていますが…
そもそも、10歳でアメリカに連れてこられた娘、
行きたくない!とか帰りたい!と言ったところで、自分だけで日本へ帰れるわけではありません…
となれば、将来的にどこに住むかは自分で選択すると思いますが、現段階では娘には選択の余地がないわけで…
この移住が吉と出るか凶と出るかはわかりません
ただ、与えられた環境で全力を尽くし、小さいうちに「風まかせ~…?!」みたいな体験をすることでプラスに変えてくれたらなと思っています
(でた!なんでもポジティブ思考ww)
あともう一つ、海外移住をする理由として、
キャリア形成など全てにおいて、日本で今、見ている世界がすべてではない、そして他の国の様子を知ることで、もっと自分に合った世界に出会えるかもしれない!というワクワクを求めて!!
これは、海外へ行くことがすべてではなく、今いる環境を変えてみる、今、常識だと思っているものを疑ってみる、ということと通じていて人生においてはとても大切なことだと思います!
海外移住は否が応でも環境の変化に対応しなければならず、「劇的な変化」に耐えられる人、ちょっとM気質だな…と思う人はやってみてもいいと思いますww
中には…本当に丸ごと日本で使っていたものをすべてコンテナで持ってきて、こちらでも日本のテレビ番組を常に見ている、なんていう強者もいますが…
まぁ…そんな生活は日本に戻ってからしたらいいわけで…
やっぱり自分の意志で「環境を変えたい」と思う人に海外移住は向いているんだと思います。
とは言え…
「抽選で永住権が当たる」
これ、移住コンサルタントの方は投資ビザなので、ものすごい苦労をしてビザを取得していて、しかも永住権の取得にさらに苦労されているようで…
そんな方からすると、ふざけるな~!と言いたくなるような簡単な手法で永住権を手に入れると…
まぁ…その先がやっぱり大変なんだなというのは、我らを見ていてわかると思いますが…w
抽選に当選するのは、半分は自分の意志、(なにせ応募したのは自分ですからねww)
でも残り半分はただの「運」
こんな記事も見つけました
↓
「グリーンカード当選男のNY移民ぐらし」
我らの1年先輩、あと独り身なのかな?
まぁややシチュエーションは違いますが…
日本である程度、生活をしてから移住すると、日本で常識だったものが崩れるわけで…
特に経済的な面ではすべて最初からやり直し…(仕事探し)
そして言語…w
私たちがグリーンカード取得の手続きをした時に一緒にグアムに入国した方がいたのですが、彼も映像系の仕事をしていたような…
でも若かったww
いや、若そうに見えてもう30歳近かった気もしますが…
彼はLAへ移住しました。
元気にしてるかな~…
若いっていいな~ww
と、毎年300人近くの日本人が当選するこのグリーンカードの抽選、
一体、みんなどんな生活してるの??と思われる方はぜひこちらを見てみてください!
我らもお世話になったエージェントのグリーンカードジェーピーさんのブログサイトです!
https://www.green-card.jp/blog/
ちょっと…目次がないって言うか、なんだろう?記事が多くて自分が見たいところにたどり着くのが私には難しいのですがw
右のカテゴリーの「Hello!アメリカンライフ (18)」でいいのかな?
こちらにグリーンカードの抽選に当選して移住した方の様子が載っています!!
すでに永住権がある状態なので、海外移住のスタートとしては少数派ではあるのかなと思いますが・・・
(ん?記事は当選者だけじゃないのかな??ちゃん読みこめてなくすみません)
もし、「海外に住んでもいい権利」に当選すると・・
こんなこんなになるんだな~ということが少しわかると思います!
宝くじ、高額当選した人の不幸な末路…なんてよく聞きますが・・w
やはりたなぼたで落ちて来たものには何かがあるww
なので「自分の意志で!!」ww(←ここが大事ww)
であれば、いくつになっても海外移住はありだと思います!!
ただ、大人は…
日本で長年培ってきたいろいろなものを持って行けないので、かなりの不自由が待っている…と覚悟して下さいww
(年収が1億円位あれば、そこまで不自由は感じないかもしれませんけどww)
そしてお子さん連れの移住…
これはやはり家族内の意見の一致が必要という意味では、単身よりはハードルが高いかと思いますが…
子供の移住時の年齢は、何歳が適しているか?
そんなの人それぞれに決まっています!!!
個々の年齢、性格、語学力…
どれをとっても違うわけで、よく外国語を身に着けるのは小学校入学時(アメリカだと年長のキンダー)が、現地で語学を勉強し始める時期だからちょうどいいとか…
10歳くらいの方が母国語もある程度身についていてバイリンガルになりやすいだとか…
色々言われていますが…
当然…(以下、日本人夫婦の場合を想定)
小学校時代の移住すれば日本語の読み書きは難しく…
中学時代の移住は語学よりメンタルのサポートがなかなか大変…ww
高校時代の移住は、日本語は問題ないと思いますが、やはり英語で現地の勉強についていくのはかなり大変…
バイリンガルの定義を以下とするならば…
話し言葉レベル:日本語・英語の両言語で「聞く・話す」ができる状態
読み書きレベル:日本語・英語の両言語で「読み・書き」ができる状態
バイカルチャーレベル:日本語・英語、それぞれの文化を身に付けた状態
そしてこのバイカルチャーレベルを目指すなら…
「本人の強い意志!」がなければ無理なわけで…
となると結局は…
「いくつからでもできる」と私は信じています!!
まぁ移住の目的は外国語の習得だけではないわけですが、やはり言語は「文化」なわけで、せっかくだったらその言語を使用する国で文化丸ごと学習できる機会をもてたらいいなと思います!
というわけで…
このブログを読んでいて、どのくらい海外移住をしたいと思っている方がいるかはわかりませんが…
決して安易に飛びつくものではない、
特にアメリカの場合は医療費などを含め経済的な面はかなり覚悟は必要で…、
それでも苦労をして得たものに無意味なものなんてないと思いますし、
短期の出稼ぎや1年の留学であったとしても、
一生に一度くらいは「非常識な世界」、「非日常の日常」を経験してみてもいいんじゃないかなぁと思います!
どうでしょうか?