営業のテクニックの一つで有名なのは、
売る側が、
選択肢を勝手に2つに絞り提示することで、
消費者は、
「買おうか?買わないか?」ではなくて、
いつの間にか
「どっちにしようかな?」になってしまう
・・・という方法。
ご存じの方は多いと思います。
最初は保険なんか加入するつもりもなかったのに、
気がついたら
Aのプランと
Bのプランで、どっちにしようか迷っていた、
みたいな。
時に、彼氏におねだりをする際にも
使えるテクニックです。
特に、最初に提示するAのプランを
より高額にしておき、
そのあとにBのプランを
仕方なさそうに提示すれば、
Bが手に入る確率が高まります。
ひょっとしたらAで、あっさり、
いいよなんてことも。
私は使いませんよ。笑
聞いた話ですから。
それはさておいて、
タロットで、
AプランとBプランを選びたい場合、
多くの人が、
ここでいう消費者の心理状態に陥られてしまうのです。
受講生のNさんからの質問メールでは、
AもBも、いろんなカードが混在し、
どちらにしようか悩みに悩みましたが、
添削によって、
そもそも、どっちにしろ
Nさんにとって、どうにかできる問題ではないということに気がつきました。
このようなケースは、
案外多いものです。
正しく伝えるには、
ある程度、質問者の質問を無視してください。
営業マンからの提案で、
どっちにしようかな?と迷っている人に、
そもそも、どっちも買わなくていいんじゃないの?と言える
客観的な視点を持つことです。
それから、決まったスプレッドにこだわらずに、
答えを得るために必要な質問をどんどんひねり出して、それをタロットに聞いてみてください。
目から鱗です!
ほんとですね、AもBも 結局は同じようなことを言ってる!ビックリ(;゚Д゚)!!
それに私、まさに利口にやろうとしていました。
(タロットは愚者であれと言っているのに対し質問者はソードナイトであったこと)
良い悪いなんてないってわかっているのに
良い悪い目線で比べていますね。
前回の講座で教えていただいたことですね、
まずはカードそのものを読んでみる!
私、現象にカードの象徴を当てはめようとしていました(>_<)
確かに二択に絞ると、他の選択肢を奪いますね。意識しておきます。
そのあと、先生に言われた通りに、
シンプルに1枚ずつ引いてみました。
A 12吊るされた男 B11力(マルセイユ版)
でした(*^-^*)
吊るされた男ー自由にならない。どうすることも出来ない
力ーどうにもならないことを受け入れるしかない。
(笑)
結局のところ、AもBも私がなんとかできることじゃない。ってことですね。
なんだか、どっちでもよくなってきました(*^_^*)
占いながら気がつきました。
どうにもならない系のカードが出たら
どうにもならないような事態を想像してしまい
そこに自分を当てはめてそれを避けたいと思っていました。
カードは何が起きるよ。なんか言ってないのに( ;∀;)
すぐにストーリーをつくってしまう自分を発見です。