起こったことに反応して普通に過ごしていて、すんなり感情を処理できたり
悩んでも「まあ、いいさ」と思える人は、うらやましい限りです。
多くの人は、年齢と共に経験を重ねて
もう二度と嫌な思いをしないために殻を作ったり
余計に攻撃的になったりして、だんだんと人生が曲がっていきます。
40歳くらいになった時、
「こんなはずじゃなかったのにな」と思う場合は、
例えば、過去の追体験などをして
トラウマを外すという方法もあるかもしれませんが、
何年かかるかわかりませんし、
そんなの嫌ですよね。
ならば、逆に今までの自分にはありえないくらいの「大きな志」を持ってしまうというのも手です。
「貧しい子供たちを救う」とか。
今までの友達には、あまりに恥ずかしくて語れないかもしれませんが、
でも、成功している人の多くは、このような気持ちは少なからず持っているはずです。
これは、数秘術の「5」の原理を使っています。
「4」の日常を脱却しようとするのが「5」です。
私は「宗教やスピリチュアルの数字」と呼ぶことがありますが、
宗教を信じ切っている人ってある意味強いですよね?
それを、自分の内で作り出すことで、日常の小さなことに目を向けていた時間を
より高く、より遠くの物事に目を向けさせることになるのです。
これは、思った以上に「原動力」になるのですね。
少なからず実践しようと動いて、これに向かっていく日常に変わる。
この「指標」のあるなしは、あとあと大きな違いがでてきます。
大きくなり過ぎたり、あまり実現していない内から公言しすぎると
現実感の乏しい地に足が着いていない人になってしまうので注意が必要ですが、
別に、「地球を救う」とかでなくてもいいので
たとえば、いっけん普通のOLさんや専業主婦の方が
「実は、わたし・・・、占い師のなりたいの!」でもいいかもしれませんね。
現状を脱却しようとするものならなんでも。
事実、わたしの講座の生徒さんの中には、
そうやって人生が変わっていく人が何人かいます。