先週、フルガダにある
SUNNY HOUSEに
警察の監査が入りました。
SUNNY HOUSEの建っている
丘の上一帯は貸アパートが多く、
多くの外国人が住んでいて
長期間住んでいる外国人が
滞在許可証をもっているかどうかを
チェックするためのものでした。
我がSUNNY HOUSEだけでなく、
あたりの貸アパートは
順番に調べられたらしい。
「サニーハウスの住人たち」は
エジプト人男性と外国人女性の
組み合わせが多いのですが、
1か月以上滞在する外国人は
入国時に空港で取得した
ツーリストヴィザを
入国後1か月以内に
ヴィザセンターで
延長更新しなければなりません。
それをしなければ、
出国の時に
◆ パスポートコントロールで罰金 ?! #1 & ◆ #2 のように
罰金ものです。
さて、サニーハウスの住人たちは
もちろん全員クリアーと思いきや、
一人、不法滞在者がいました !!!
しかも、不法労働★
◆ 「ヌービィ」はヌビア人 ? のパートナーである
タイ人女性です。
大手ホテルで
マッサージ師として働いており、
労働ヴィザも滞在ヴィザも切れていました。
労働ヴィザは
ホテルがカイロまで行って申請しなければならず、
面倒がって
なかなか取ってもらえないのが現状だというのは
聞いたことがあります。
今回は警察の介入があって
さすがにホテル側も動いたようだけれど、
その間、本人は
拘置所に勾留されてしまいました。
「めったにできない経験だね」
「何言ってるん !
エジプトの拘置所って、
ヨーロッパみたいに
環境が整っていないよ !
暗くて何にもない部屋に
一人で入れられるらしいで !」
ヌービィが
毛布や必要なものを
差し入れしていた様子で
結局、4日ほど
拘置所に滞在した彼女は
滞在ヴィザ取得のために
一度国外に出国しなければないという理由で
今はトルコ。
すぐにエジプトに
戻ってくるらしい。
「今度ちゃんと入国できるん ?
絶対、ブラックリストに
名前載ってるよね !」
外国に住むからには、
ヴィザはきちんとしておかなければ・・・
とあらためて痛感したのでした。