先週のことですが非常にショックな出来事を耳しました。
それは知り合いの高校生のオーバードーズ。
病院に運ばれすぐに入院しました。
オーバードーズとは
薬物の過剰摂取のことです。
歌舞伎俳優の市川猿之助さんの事件でも
ちょうど話題になったばかりです。
中学生高校生の間でも
気軽に入手できる風邪薬の大量摂取は
急増しています。
SNSには
「学校が辛すぎるからOD（オーバードーズ）します」
という投稿なども見られ
一緒にODしようSNS上での呼びかけもあります。
中にはいつも大量の錠剤を持ち運ぶ子もいます。
オーバードーズは
リスカ（リストカット）同様
精神的苦痛から逃れるための手段
として選ばれているのです。
ニュースをにぎわせている事件も他人事じゃない
今回の出来事を耳にして
私はとても他人事だとは思えませんでした。
長女が中三の時に不登校になり
そのとき記していた日記が
机の上に開かれていたのですが
「消えていなくなりたい」
とそこには書かれていました。
周りから見ると非の打ちどころがなかったのに
長女はいつも自分に自信をもつことができませんでした。
彼女の食が細くなっていく様子を見ながら
「この子はこのまま
消えてしまうかもしれない」
不安に飲み込まれそうになったことを
忘れられません。
あの頃の長女のように
自分の存在に価値を見出せず
生きづらさを抱えている子どもが大勢います。
それが見た目にはわからない場合も多いんです。
不登校だったり
親への反抗だったり
摂食障害だったり
パニック障害だったり
睡眠障害だったり
いろんな形で子どもたちはSOSを送っています。
その解決方法はたったひとつです。
お母さんがお子さんへのコミュニケーション方法を変えて
「私は生きているだけで価値がある」と
お子さんが感じられるようにしてあげることです。
昨今ニュースをにぎわせている
強盗事件も
自衛官の発砲も
立てこもり事件も
家庭でのコミュニケーションがうまくいっていれば
どれも起きなかった事件だと私は思います。
お子さんの問題で
今お母さんが悩んでいるのなら
それはお子さんが出している
SOSに気づく時です。
お母さんがSOSに気づいてあげられたら
お子さんは大丈夫！！
あんなにつらそうだった我が家の長女も
今ではいつも自分で自分を褒められるようになり
未来のことをキラキラした目で話すことができています。
傷は浅いうちに対処すれば治りも早いです。
広がらないうちに、根本的に解決していきましょう！
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