芦屋の未来。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

二年前の芦屋市長選挙で落選した候補側の議員により、「嫌がらせ」のような反対行為。

そもそも、前市長時代は、推進派だった筈。

市の未来より、けったくそ、現市長の「好き嫌い」で反対しているそうな。

議会では、市長側には反問権が与えられていませんが、一向に進まない議論に業を煮やし、今回の協議会が開催されました。

兵庫県芦屋市が構想するJR芦屋駅南の再開発事業を巡り、事業手法や事業費をテーマに市と議会が意見を交わす協議会が25日、市役所で開かれた。事業に反対する保守系3会派が主に見解を述べたが、問題視するポイントには違いもうかがえた。

FBグループでの、池上さんの投稿より。
 

「JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員協議会」報告

(5月25日)

~40名の市民が傍聴 市民の関心の高さ示す~

①事業変更で駅前開発事業は出来ない点で一致(市担当、徳田議員・市原案反対者)

 市担当者から地権者の長年の合意形成を反故にして、新たな街路事業の手法に地権者は到底協力してくれないと思うが、どのように考えているのかの質問に、徳田議員(公明党)は、「二度と出来ないかもしれない」と答えました。

②市長が好き嫌いで、重大な市政方針を決めて良いのか?

 徳田議員らは、反対する理由の半分は事業費が多い事、半分は市長、副市長への不信を挙げました。人間として好き嫌いは当然あると思います。しかし、政治家は、市民全体の立場から市民にとって、何がプラスなのか政策上から判断すべきではないでしょうか。

もし、市長、副市長への不信が政治的レベルであるなら、議会で市長不信任決議やリコール運動で市長退陣を迫るべきであり、個別の政策判断に好き嫌いを持ち込むべきではないと思います。

③大塚議員の主張は、ポピュリズム(情感主義)では?

 大塚議員(BE ASHIYA)らは、現行事業を「大型公共事業」、「不要不急な事業」、「黒字予測の財政収支見込もコロナ禍で信用できない」等々具体的な根拠を示さず、市民の中にある不安を煽り、彼がいう街路事業の事業費が、市試算では、現行事業費市負担額と比較し、大きな差がないことも説明しませんでした。さらに、事業変更による地権者、JRからの損害賠償、リスクの危険性にも真面に答えませんでした。

④2019年4月市長選挙後、突然、賛成から反対へ

 再開発ビル・バスロータリー(2種)条例(2018年年6月)の事前審査をした当時の建設公営企業常任委員会委員長は田原俊彦氏(公明党)であり、異議なく本会議へ提案し、公明党、自民党・真政会(現在BE ASHIYA所属中島健一氏含む)、寺前尊文議員も賛成しています。特に、自民党(真政会)は、前市長時代、畑中議員が議会で「スピーディーに事業を進めよ」とハッパを掛けています。何故、僅か2年で180°変わったのでしょうか?

⑤市議会の「多数決支配」打開へ、市民力が試されている

 議会多数派支配の正当性は、「手近かな、一部住民と直結すればよいのでなく、中略 首長が行っているように議員が公式に主催する住民参加の合議体を構成すること」(「自治体議会の取扱説明書」金井利之東大教授 第一法規2019.5 P49)とあります。反対議員は広く市民へ呼び掛け、自らの正当性を説明し、市民からの疑問にも応え、練り上がってこそ、真の多数派になるのではないか?芦屋市議当選獲得平均票は約1500票である。この枠内だけでは、市民全体から選ばれた市長と対抗できないのではないか。現在の虚構の「多数派支配」を打ち破る力は物の考え方、支持政党に関係なく、芦屋の議会制民主主義を守るため、普通の市民が一緒に声を上げることではなかろうか。

頑張れ、いとうまい市長!!