売られた喧嘩は、買えない | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

大阪には、勝てませんから。

その怒りを、熱源にしつつ・・・頑張って発信しています。

人気観光地の一つだった神戸が、近年のインバウンド需要の盛り上がりの中で苦戦している。それがなぜだか、わかりますか?
神戸は港町であり、旧外国人居留地の雰囲気を今でも観光の目玉、神戸のウリにしていますが、それはかつて、日本人の観光客にとって「異国情緒漂う魅力的な風景」だったというだけです。
外国人観光客のインバウンド需要を取り込むために、かつてのウリがそのまま通用するわけではないのです。
西洋風の建物が立ち並ぶ風景は、日本に育った人には「おしゃれ」に見えますが、西洋から日本に訪れる外国人観光客にとっては面白くもなんともないでしょう。
自分たちの本国に帰れば、西洋「風」どころか、本物の洋館が普通に並んでいるのですから。
アジア圏、特に中国からの観光客にとっても、多くのアジアの諸国には西洋列強による植民地時代の名残の街並みがあるので、やはり神戸の旧外国人居留地は珍しくはありません。
たとえば上海の外灘(バンド)地区などは、数キロにわたる旧居留地区です。さらに神戸の中華街は、中国人にとっては地元の小さな商店街くらいの感覚でしょう。
要するに、大きなテーマパークもなく、神社仏閣など歴史遺産も乏しい神戸は「異国情緒漂う港町」という、かつてのウリにしがみついている。

 

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