一番、言いたかったこと。 | 大石よしのりオフィシャルブログ Powered by Ameba

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誠意・敬意・熱意をモットーに、希望の種を蒔き続けています。
大石欣則

 今回のこども家庭局の審査で、一番言いたかったこと。


(3)虐待の加害者またはDVの被害者としての母親へのケアについて

 当局の担当者と児童虐待とDVについて話をした際,私は表裏一体の関係にあると思っていたのだが,まったく観点が違うとの話があり非常にショックを受けた。どちらも基軸になっているのは母親で,虐待するのも母親,虐待されるのも母親である。子どもの虐待の問題はこども家庭局,DVは市民参画推進局ということで所管する局は違うと思うが,母親対策ということで,局をまたがっての施策,取り組みなどをされているのかお聞きしたい。

(長谷川こども企画育成部長)

DVの対応だが,こども家庭センターへの661件の相談通告件数の内,主な虐待者として実母が全体の78%と多いが,ご指摘のとおり,この母親も配偶者からの暴力の被害者,いわゆるDV被害者である場合も多い。

本市では,平成1811月より神戸市配偶者暴力相談センターを開設し,その対応を図っているところである。具体的には,法律相談や心理カウンセリング,情報提供を行うほか,裁判所に対する保護命令申立てにかかる手続支援や関係機関への同行支援,外国人被害者への対応として通訳サービスを行うなどきめ細やかな支援に努めている。

また,各区保健福祉部においても,婦人相談員及び母子自立支援員が常駐し,自立支援に向けた相談を行っており,緊急性が高く一時保護が必要な場合には,兵庫県立女性家庭センターへ移送するなどの対応を行っている。

教育現場との連携も必要な場合もあるので,もちろん教育委員会と連携を図るとともに,先ほど申し上げた配偶者暴力相談センターを所管している市民参画推進局などとも連携を取りながら対応しているところである。


(要望)

 カウンセラーの方から話を聞いたのだが,虐待をする親は自分もされた経験があるという方が多い。そういう意味では,教育から変えていかなければならないと思う。

 神戸市のDV対策,児童虐待の対策については,こども家庭局,市民参画推進局,教育委員会の3局連携のもとに,子供の生活の安全を守っていただきたいと思っているので,よろしくお願いしたい。


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みんなの党神戸市会議員団 相談役・前団長

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