漢字と教育 | 日本が良くなりますように

日本が良くなりますように

日本が大好きな人のブログです。
アメンバー記事は完全な個人的メモとして使おうと思います。メモなので面白くないと思いますが、保守思想でスピリチュアルに抵抗のない方限定で見てもらってもいいです。コメントはお返事等できない場合もあります。

日本人全体の学力を底上げしたい!

全国民のリテラシーUP!

マスコミに騙されない読解力をつけてほしい(^∇^)



石井式漢字学習という学習方法があります。



幼児教育に熱心な方々のあいだでは結構有名な教育方法ですが、一般にはほとんど知られていないと思います。


簡単に言うと、幼児・子供にひらがなから教えるのではなく、最初から漢字の言葉は漢字で教えるというもの。読みを重視し、書きの学習はあとでしても問題ないというものです。


早期教育だと敬遠することなかれ。


実際の教育では例えば

「学校」と世間では表記さているのに、幼児・子供は「がっこう」と学び、

今度は「がっこう」から「学校」と学び直すという作業をしています。


石井式は最初から漢字を漢字として教えるだけ。
表音文字のひらがなばかりの文より表意文字の漢字が入った文のほうがわかりやすいことは
幼児でも同じです。

「きょう、がっこうのかていかのじゅぎょうでたまごやきをやいた」

「今日、学校の家庭科の授業で卵焼きを焼いた」



複雑な画数の漢字が難しいと感じるのは「ひらがな」→「漢字」と学んだ場合の話なんです。


それに幼児のうちに培ったものは上質であるべき。将来非常に重要になると思います。

江戸時代の儒学者で養生訓として有名な貝原益軒先生も和俗童子訓において
教育は早期から始めよとおっしゃっています。
「小児の、いまだ悪にうつらざる先に、かねて、はやく教ゆるを云う」


早期教育といっても

もちろん、あれやこれやお稽古事でスケジュールをいっぱいにするという意味ではありません。



漢字興国論―IQを高める漢字教育 (日本語ライブラリー)/日本教文社

¥1,677
Amazon.co.jp

引用


---------------------------------------------


漢字は生後10ヶ月から覚えられる



わが国では、明治以来「漢字は難しい」という理由でまず、”かな”を学習させ、

これを習得させた後に漢字の学習に移ることにしています。


しかし実際は、概念を有った漢字は幼児は興味を示しますが、

表音文字のかなには関心を示しません。

記憶の原理は”関心”と”反復”の二つに尽きますが、関心のない文字の学習はいくら反復しても記憶になりません。



***



10年前からいくつかの保育園で実験してもらっていることですが、

生後10ヶ月の子供でも、漢字カードを見せるとこれも関心を示し、じっと凝視し続けるようです。

そけこで目を指して”め”と言い、”目”というカードを見せて”め”と言います。



こういう事を毎日繰り返してやっていますと、「目・耳・鼻・手・足…」などの漢字が

識別できるようになります。


***


勿論、「め」とか「はな」とはまだ言えません。

しかし、漢字のもつ意味は理解してそれぞれが弁別できるのです。

だから「漢字は言葉よりも覚えやすい」ということが出来ます。



幼児は皆漢字カードが大好きで、泣いて愚図っている時でも、

漢字カードを見せますと泣き止み、読んでやるとご機嫌になるということです。

だから漢字を覚えるのです。

それは努力して覚えるのではありません。

ひとりでに覚えられてしまうのです。


      ***


私自身が実感する漢字教育のいちばんの効果というのは、

やはり集中力と理解力がまったく違ってくるということです。


漢字教育を実践すると、3歳児でも、わずかひと月でしっかりと整列できるようになりましたし、

運動会などの行事の練習も、先生の話がきちんと聞けて理解も速いので、以前の半分も時間がかからず消化してしまいます。



***


幼児脳はイメージ脳によって記憶力が鍛えられる

幼児は抽象的なひらがなより具体性のある漢字のほうがイメージしやすい

読みから学べば漢字は少しも難しくない

漢字学習は推理、分析能力を自然に引き出す

漢字学習で読書力もぐんと伸びる



--------------------------------------------

引用おわり



また、一般に子供はよく知っている漢字でも作文に使わないことが多いそうです。

そこで長く使わないため、忘れてしまう。

テスト勉強で苦労する。

という繰り返しも起こりえます。


最初から漢字表記で学んだ子供は逆に

たとえ忘れて書けなくても調べるなりして意地でも漢字で書こうと努めます。

そして今は書けなくても必ず書けるようになるそうです。



今の教育は小さな子供の能力を甘く見すぎているのですね。

若ければ若いほど暗記に向いているのにやさしいカナからはじまり、1年生はやさしい漢字、高学年に行くにしたがって複雑な漢字を覚えさせようとして漢字嫌いを増やしているのかもしれません。



子供、幼児の天才ぶりはすごい。

教えたら教えただけ吸収するんです。しかも楽しみながら。



子供は誰でも天才です。ただ、親なり周りが適切な環境を与えていないだけでそれなりになってしまう。



悲しいことに多くはテレビによって子供に悪影響を与えています。無意識だと思いますが…。

バラエティはいじめを助長するような内容。

バラエティを筆頭にどのジャンルでもオカマが多くて感覚が麻痺してしまいそう。

(日本は世界でも最もオカマの露出が多い国の一つだそうです。

オカマ自体が悪いと言っているのではないですよ。現実社会と違うということです。)


子供向けでは戦隊ものを見てで乱暴になるなど良く聞きますし、プリキュアでも女の子が暴力的になると困っている話もよく聞きます。



ちょっと脱線しました。



2、3年前にこの本を読んで、すばらしいと思い、

「もうちょっと早く知っていたなら

幼稚園ぐらいから石井式をさせていたのになぁ」と残念にも思ったものです。



この石井式漢字教育というのを知りませんでしたが、

しかし、私は子供は誰でも天才だと思っていたので

うちの子が小さいとき(2歳ぐらい)から新聞のお天気欄の地名などの漢字を

読んであげたり駅名を教えてあげたり、漢字でも容赦なく読み聞かせていました。

3年生になってからは漢字ぎっしりの古典を音読させています。あっという間に記憶してしまいます。


ちょっと自慢ですがお許しを(^▽^;)

小5の息子、漢字がかなり得意で小テストではずっと100点

50問テストという大きなテストは90点以下はなし。

間違うときは習っていない使い方が出ることがある場合が多いです。

特に塾も行っていませんしテスト勉強は全くしていません。


江戸時代の四書五経の素読などによる学習がされた日本教育の黄金期。

明治に入り、少しずつ低下していった学力をここで右肩上がりに伸ばしていくことは

漢字学習にあると思っています。