週末に読んだものですが、週末って矢のように過ぎてしまうので、感想を書くのが追い付かず、遅れました～。
Kindle Unlimitedさんで読ませていただきました。
「ムーンナイトノベルズ」さんでも読ませていただけますよ。
こちら（クリック♪）
あらすじ：
セレスティアは５歳でアーマイン王国から遠く離れたケイオニア帝国の第六皇子アルフレッドに嫁いだ。年も離れていたし、夫婦というより年の離れた妹のように大事にされて過ごしていたのだが、ある日「お前が邪魔になった」と言われ離縁される。１２歳で国に戻ったのだが、最愛の父は亡くなっており、継母と連れ子の妹に家を乗っ取られて使用人として虐待されながら暮らしていたが、１０年後に元夫アルフレッドが迎えに来る。彼は、次期皇帝に成りあがっていた。乞われて正妃として再びケイオニア帝国に嫁ぐが、そこには３人の側妃候補も居て…。
１６歳離れているって、超年の差カップルですねぇ。
しかも５歳と２１歳で結婚しているし～！
光源氏か～？
とはいうものの、ヒーローはロリではないみたいですよ～。
５歳の時に女性として好んでいたわけではないのです。そこは良しということで～。
５歳から１２歳までは、ヒーローのもとで幸せに育てられていたヒロインですが、突然放り出されます。
そして、帰国してからは、シンデレラもびっくりの生活。
あきらめて暮らしていたのですが、そこにヒーローがお迎えにやってくる～♪
わけなんですが、なにせ、突然「いらない。邪魔～」みたいに追い出されてるわけですから、簡単には心を許せませんよね～。
と、いいながら、なんだかんだ、結ばれちゃう二人なのですが（ヒーローがけっこうな「強引さん」なので）…。
っていうか、「捨てたけど大切に思ってたよ～」と言う割には、１０年間、放りっぱなしでしたよね～。
あんなかわいそうな境遇に１０年もおいておいて、急に「ずっと心配してたよ～」とか言われても、「うそつけ！」って思ってしまう～。
私はひねくれていますから～。あはは。
ヒロインは純粋で優しいので、そんなこと言わないんですけれどね～。
そうこうして、ヒロインは、「じゃぁ、皇妃になります」って決意するんですが、そこで知ってしまいます…。
ヒーローの「女」は私ひとりじゃないの～。
驚愕ですよ～。
皇帝に成る以上しょうがないのですが、ヒーローには３人の有力貴族の令嬢が側妃候補としているんです。
で、ヒーローも、そこんところは、「皇帝なら当たり前の義務（跡継ぎ問題）」と思っています。
ヒロインにしてみると、「いや～～。耐えられない」ってなりますよね～。
うんうん。
私でもなる。
そこで、「やっぱり無理なので、や～めた。」となるのですが、ヒーローは、「そんなことは許さない～。絶対逃がさんぜ～」と…。
当然、ヒロインの心は壊れていきますね。
うんうん。
これは「だめだぁ」と思ったヒーローは、いったん、ヒロインを田舎の領地に行かせて心と体を回復させてあげます。
でも、「側妃は必要」のスタンスは変わっていませんけれど。
そしてご懐妊～。
ヒロインは、「傷ついてもやっぱり一緒に居たい」と思って、境遇に甘んじる決意をします。
王都に戻って、強く生きていこうとするのですが、いろいろ妨害とか入ります。
何せ、ヒロインは、他国の大して政略的に意味のない花嫁さんですからね～。
こういうお話大好きなのですよ。私は～。
全ネタバレしたらだめなので、あれやこれやは省略いたしますが、側妃は側妃で、それはかわいそうな立場なのですよね～。
特に、皇太子を好きだったりしたら、もう大変～。
側妃候補たちは、自分こそ～って思ってたのに、ぱっと出の若い「元妻」に全部いいところ持っていかれてるわけですものね～。
視点を変えたら、「ヒロイン憎し～」ってなってもしょうがない気がしました。
読めば、１２歳の時に、ヒーローがヒロインの手を離した理由も、ちゃんんとわかります～。
面白かったです。
まさに、TL版シンデレラストーリーって感じかな～。
こういう美丈夫ヒーロー、素敵ですね～。
これなら１６歳上でもオーケーかも。
まぁ、皇帝ですしね。
星は９つ
★★★★★★★★★☆
そろそろ仕事も落ち着いてくるかな～？
またいろいろ読みたいなぁ。