『じゃじゃ馬ならし~傲慢辺境伯の溺れる激情~』ひなのさくらこ | choco's Book Cafe

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備忘録的感想です。
現在は、ラノベに嵌っています。
(時々、恋活、日常生活、糖尿病の事も書いています)

Kindle Unlimitedさんで読ませていただきました。

 

もちろん、シェークスピアの「じゃじゃ馬ならし」ではございませんよ~。

 

異世界ファンタジーですもの。

 

 

あらすじ:

貧乏伯爵家の令嬢アナスタシア。嫡男である兄が全く当てにならないために、父親が亡くなってからは、アナスタシアが伯爵家の管理だけに身をささげてきた。そんな兄が、王族に縁のある公爵家の令嬢とかけおちして、その兄の罪を帳消しにして伯爵家を助ける代わりに多くの女性と噂が絶えない王弟で辺境伯のギデオンと結婚することを命じられたアナスタシア。ギデオンの冷ややかな態度に、この婚約は無かったことになると思ったのに、なぜかギデオンは結婚に乗り気らしい…。

 

小学生の時、父親の本を借りて「じゃじゃ馬ならし」を読みました。

 

今思うと、とんでもなく理不尽なお話ですが、当時は面白く感じました。

 

久しぶりに読んでみようかな~。

 

それはさておき、こちらの「じゃじゃ馬ならし」はぜんぜんじゃじゃ馬をならさないお話ですが、面白かったです~。

 

ヒロインのアナスタシアは、自分が優秀で、兄がやる気が全くない人間(ただし美しい)なので、子供のころから苦労続きです。

 

この兄は、毒のような家族ですよね~。

 

本人が無自覚なのか自覚があるのか分かりませんが、この兄のせいでアナスタシアは苦労の連続。

 

そして嫁に行きたくなかった王族に嫁ぐことになってしまいます。

 

おとぎ話では、王子様と結婚するのがハッピーエンドですが、大体、王子様と結婚しても苦労するばっかりな気がしますねぇ。

 

王子様でなくとも、あまり、身分違いで、お金持ちとかセレブと結婚するのって、幸せだとは思えないなぁ。

 

習慣とかも違うし、常に一般人とかから注目されるのって、絶対嫌だ~。

 

まぁ、わたしがそんな人と結婚することは無かったし、これからも無いので要らぬ心配ですねぇ。

 

ふふ。

 

ヒーローのギデオンさんは、美丈夫で、モテモテ~。

 

今までそれなりに遊んできています。

 

まぁ、モテる男性が遊んじゃうのは仕方ないかもしれませんね。

 

でも、本人は、今まで、誰にも本気になったことがありません。

 

相手に興味が無いから、遊べたんでしょうねぇ。

 

それに、遊び人と浮気男じゃ全く違いますからねぇ。

 

わたしは、どっちかって言うと、男性は、若いうちは遊んでおいて良いんじゃないかな~と思ったりします。

 

遊びを知らずにずっと一筋だったような男性が突然お金とかを持ってモテ始めたりすると性質が悪い。

 

って、これはわたしの偏見ですけど。

 

ふふ。

 

そんなヒーローが、ヒロインに一目ぼれしますね~。

 

紹介される前は「嫌だ~」って言ってたのに、会ったとたんぞっこん~。

 

ま、ボンキュッポンな美人だし、頭の良くてしっかり者だし。

 

「惚れてまうやろー!」でしょうね~。

 

しかし、そんな二人の前に悪魔のような女が現れますよ~。

 

さぁ、どんな女でしょう?

 

それは読んでのお楽しみで~。

 

書籍で読んで、その後ウェブに行って番外編を読みました。

 

「狂剣士の恋」って言う、番外編のお話良かったです。

 

ヒーロー、ヒロインも出てきますが、「狂剣士」であるコリンさんが良かった~。

 

こんな一途に想われたい~。

 

でも、不細工キモ男とかに思われたら困る~(笑)。

 

美人もなかなか大変だ~。

 

星は9つ

★★★★★★★★☆

 

書籍は大幅に改稿されているそうです。

 

読み比べてみようかな~。