奇祭 | いつかまた君と会う日のため(自殺・自死遺族ブログ)

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2013年12月、最愛の妻をうつ病による自死で亡くしました。
結婚して1年1ヶ月、あまりにも短すぎました。
体に障害があったけど、懸命に生きていた妻。
妻の事を忘れない為、初めてブログを書きます。

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皆様こんばんは。

 

怒りは相変わらず継続中ですが、先日また温泉に行ってきました。

 
訪れたのはこちらです。

 

同じ愛知県内ですね。

 

愛知の山奥に川沿いを起点に、数件のこぢんまりした温泉宿がある落ち着いた場所です。

チェックインだけして早速散策しました。

 

この日は春のように暖かい日でしたが、山に入った瞬間グッと気温が下がりました。

 

山道は人ひとりいなくて、沢の水が流れる音と鳥の鳴き声だけ。

癒されます。

 

ハイキングコースの終点は滝。

不動明王を祀っていました。

 

滝の裏に石像が掘ってありました。

 

宿に戻ってゆっくり温泉につかりましたよ。

 

露天風呂で川の音を聞きながら入浴。

目をつむって音だけに身を委ねるとストレスが少しづつ溶け出していくようでした。

*画像はお借りしました。

 

宿泊客が結構多かったですが、温泉は一人で独占できた時間もあり満足でした。

源泉かけ流しの茶褐色のお湯で塩分を含んでいるので、湯上り後もずっとポカポカしてましたね。

 

 

チェックインの時言われたのですが、夜に近くの広場で東栄町の奇祭「花まつり」が行われるとの事でした。

 

東栄町は宿泊地の隣町ですが、愛知県内でも静岡と長野に接した山奥です。

 

花まつりは鬼が主役の珍しいお祭りという事は何となく知ってましたが、この歳まで実際に見たこともありません。

 

3年ぶりに2月の土曜日にだけ行われるという事で、外灯もほぼない真っ暗な山道を歩いて見に行きました。

 

初めてでしたが独特なお祭りでした。

 

木で組んだやぐらに沢山の紙細工が吊られており、真ん中の大釜でお湯を炊き、その周りを鬼が舞い踊ります。

 

 

赤青白緑と鬼のバリエーションも形状もさまざま。

 

途中からは盆踊りスタイルで、観客も自由参加でたくさんの人たちが大釜を中心に円を描くように舞い踊ってました。

 

自分は少し引いた場所から様子を眺めてて棒立ちでしたが(笑)

 

祭りのクライマックスは若い衆達がワラ束を持ち、大釜のお湯をたっぷりと浸します。

 

このお湯を観客に向けて一斉に浴びせ回るんですが、お湯を浴びた者はご利益で1年間無病息災でいられるとか。

 

自分は棒立ちのせいもありましたが、スプラッシュマウンテンくらい結構なずぶ濡れに浴びましたよ。

ご利益あったかなー。

タオルを首からかけておいて良かったです。

 

近くの豊橋市にも「鬼祭り」という鬼が主役の祭りがあるので、愛知の東三河は鬼のお祭りが多いですね。

 

花まつりが終わったら和太鼓です。

火のついたバチで太鼓に見立てた桶を叩いてました。

 

織田・徳川連合軍の鉄砲隊と武田軍の騎馬軍団が激突した長篠の合戦の場所なので、長篠陣太鼓というらしいです。

 

闇夜の山中に和太鼓が響き渡ります。

 

祭りは夜10時まで行われました。

こうして山の夜は更けていきました。

 

思いがけず珍しい祭りを見られて良かったです。

 

 

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