1つ泣いたら1つ強くなる | nurseだけどスキルス胃がんステージ4患者のlovedog-9267のブログ

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nurse人生はや26年 准看からなら30年
妻で母でnurseな日々の感じた事を時間のある時に綴って行きます((´∀`))
追記:2018 4月 スキルス胃癌 肺癌性リンパ管症と診断。
様々な立場から投稿していきたいと思います。

4月に突然の高度進行性胃がん
(スキルス・cStage4)
肺転移による癌性リンパ管症と
診断され、
5/1に初入院・翌2日にDCS療法①
を施行してから半年になるところ。
今まで記したように激しい副作用に
苛まれましたが
副作用を乗り越えると必ず良い方向
に向いていた病態。
ケモ施行後は胸水はほぼ消失し
胸痛も無くなっていた。
だから頑張れた。

ただ、残念ながらケモ
(化学療法・抗がん剤治療)は
延々と当初のレジメンではいかず
いつか効果がないと見なされる病態
となる事は仕事柄当然承知の上。
当初→1stラインと言う
が効果なし→PDと言う
と判断されれば2ndラインに変更。
そんな日がとうとう来てしまった。

前回記したように
DCS療法⑥直後から出現した胸痛。
嫌な予感…
⑥直後9/20の診察時には受け止め
きれない心身状態の為
レントゲンを断ったが…
9/21翌日には胸痛増悪傾向を自覚。
とうとう/23夜間には胸痛が耐え難い
程度まで増悪。呼吸性移動も辛い。
24日日付変わって覚醒し
そのまま眠れない夜を過ごす。
初めて『死』を意識した。
それ程の痛みだった。
涙が溢れる。
堪えようがなく止めどなく流れる。
何故泣いているのか?
恐怖・不安
言葉には表せない感情。
傍らに眠る主人や娘を見ては
泣く。

24日娘は休みだが私の異変に気付き
励ましてくれるが又泣けた。

⑥入院時に胃から出血を指摘されて
いたのでロキソニンは我慢していた。
でも渋り腹対策でオキシコンチンが
処方されていたので安心はしていたが
オキシコンチンでは取りきれない痛み。
胃粘膜保護剤を追加して
ロキソニンを服用する事にした。

服用後まもなく痛みは消失。
それと共に恐怖感や絶望感も消えた。
また負けずに頑張ってみようと
思えた。

仕事柄当然のように
患者様には痛みを我慢する必要はなく 
お薬の力を借りて楽になって
あなた様らしく過ごしましょうと
背中をさすってきた自分。
それを身をもって知った…
痛みはQOLを低下させる

鎮痛剤を服用する事は
負ける事とは違う。
上手に活用して痛みから解放され
自分らしく生きていこう。
私らしく、まだ身体の自由が利く間
働ける時は働いて
出掛けられる時は出掛けて
穏やかに、普段通りに
生きていきたい。
悔しいけれど
限られた命だから…

10/1の診察でレントゲン上やはり
癌性リンパ管症の増悪を認め
臨時で翌日CTを入れてくれた主治医。
/4にCTの結果含めDCSをもう一度
施行するか2ndに変更するか
決める事になった。
私としては結果良く継続してきた
DCSを続けたい気持ちと
解っていても増悪した病態を
目の当たりにして
泣けて仕方なかった。
2ndラインがDCSのように効くか
不安感も強い。

それでも帰り道
主人が見つけた四葉のクローバー🍀
私も見つけた🍀
家族分4つ。

何故だか
安心した私。
そして2ndも信じて頑張ろう❣️と
心に強く誓った照れ

2ndラインは
サイラムザ+アブラキサン
1回目は副作用が出ないかを確認
する意味もあり入院対応。
その後は外来でケモになります。
DCSのように効いてね✨


喜怒哀楽がはっきりしていて
すぐに泣く私だけれど
涙は無駄にしない!

1つ泣いたら1つ強くなろう
強くなる❣️


最期まで
自分らしく
生きていこうニコニコ音符