ただいまです♪
ちょっと前にこんなことがありました♪
お食事のサービスも終わり映画に入ろうかというころ、
ドンドンドン、ドンドンドンッという激しい音が!びっくりして
ギャレーのカーテンを開けた。
おじいちゃん(推定年齢70歳)がトイレの戸を、激しくたたいていた。
「あ、反対側のトイレ空いてますから、あちらにどうぞ。」
と言った瞬間・・・・じょんじょろりーーーん・・・・・(:-:)
おじいちゃんの足元に水溜りができた。グレーのズボンが片方だけ色が
変わっているのが印象的だった・・・・
あ・・やっちゃったね、おじいちゃん・・・・・
おじいちゃんに濡れタオルを渡し、反対側のトイレに誘導した。
パーサーと一緒に床をキレイにし、除菌・消臭スプレーをかけた。
一息ついたところで、思った。
あれ?おじいちゃん、私らが必死に掃除してあげてるのに
何も言わず、席に戻ったん??ひどいやん!
私は、探しに行くことにした。通路に出た瞬間、見つけた。
おじいちゃんは、トイレに超近い、一番前の席。しかも通路側。
そ知らぬ顔で、映画に見入っている。
んー・・・ま、いいか・・・
映画が二本目に突入した。私はギャレーでご飯を食べていた。
ドンドンドン、ドンドンドンッ!!
「おい、早くでろ。おい。おい!」
今度は声まできこえている。ギャレーのカーテンをサッと開けた。
(*-*) 同じおじいちゃんや・・・
「こちら入ってらっしゃいますからね。空いてるトイレ探してきます!」
と言った瞬間・・・・・じょーーーーーじょんじょろりーーーーん(:-:)
おじいちゃんのグレーのズボンは見事に黒いズボンに変身し、また足元には
水溜りができた。
「もう!!なぜ、もっと早めに行かないんですか!!!」
舅を怒る嫁みたいに怒ってしまった。。。。そこのトイレが空いたので、
そこのトイレに入ってもらった。お掃除をしながら、思った。
もしかしたら、このおじいちゃんは病気なのかもしれない・・・
横の席の人か、周りの人に聞きに行くことにした。
おじいちゃんの横の席には、息子さんらしき40歳ぐらいの男性。
「あの、こちらのおじい様とご一緒にご旅行ですか?」
「はい、そうですけど。ここ10人。家族。」
「失礼ですが、おじい様は何かご病気ございますか?」
と、お○っこを二度も漏らしたことを説明した。息子さんはこう言った。
「ああ、いつもギリギリまで我慢するのがクセなんですよ。」
「あ、そうですか。あの、家ではそうしていただいても良いんですが、
機内では他のお客様のご迷惑になることもございますので、お早めに
トイレに行くことをお話していただけますか?」
「客の世話をすることが、あなた方の仕事でしょ?」
えええええええええええ??お○っこの世話まで??
「違うんですか?」
「や、そうですけど、機内の衛生上の問題もありますし、ご自身も
ズボンびちょびちょですし・・・」
「だから、そういうのはあなた方の仕事でしょ?機内を清潔に
保つとか。ちゃんとしてくださいよ。」
そう言って、息子はヘッドフォンをつけ映画のほうを向いてしまった。
むかつく~~~!!けど、息子がこんなんやから、おじいちゃんは
あんな風になってしまったのかもしれない・・・
そう思ったら、おじいちゃんが可哀想に思えてきた。振り返るとおじいちゃんが
ひっそりと後ろに立っていた。それからは、他の乗務員とともにおじいちゃんに
30分ごとに「トイレないですか?」と聞くことにした。おじいちゃんは、黙って手を
振るばっかりで、それからはトイレに行かなかった。
到着1時間ほど前、またドンドンドンッという音が聞こえた。
え、またおじいちゃん??
ギャレーのカーテンを開けるとそこには、小さな男の子(推定年齢10歳)。
トイレに行きたい人がよくするようにクネクネしている。
「向こう側のトイレ空いてるよ!!おいで。」
と誘導しようとしたが、途中で男の子の足が止まった。
振り返ると青ざめた男の子の顔。そして、半ズボンの色が変わり、
足元には黄色い水溜りができていた。
あ・・・・三回目や・・・・・もう消臭スプレーないのに (:-:)
男の子をトイレに入れながら、ふと気がついた。
この子、どっかで見たことある!誰やったっけ?
思い出し、通路から顔を出してその子の席を見た。やっぱり空いてる。
その子の席は、例のおじいちゃんと並びの席。例の感じ悪い息子の
・・・・息子さん・・・・・
隔世遺伝かなぁ???