MUSIC編~The Pogues『Dirty Old Town』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しま

今日は、The Poguesの『Dirty Old Townです。

 

 

The Poguesは、イギリス生まれのアイルランド人ボーカリストShane MacGowan (1957.12.25-2023.11.30)を中心に1982年にロンドンで結成されたアイルランド・イギリス混成のロックバンドです。結成当初は、ゲール語(アイルランド語)で『俺のケツにキスしろ』を意味する『Pogue Mahone』というバンド名で、パンクロックにケルト音楽の要素を取り入れた作風から『ケルティッシュ・パンク』と呼ばれていました。

 

1984年に自主制作でデビューシングル『Dark Streets Of London』をリリースし、ヒットチャートにはチャートインしなかったものの、ロンドンを中心に話題になりました。同年にStiff Recordsと契約しますが、バンド名がBBCで問題になったことからThe Poguesに改名し、デビューアルバム『Red Rose For Me』をリリースします。アルバムは音楽関係者などから高い評価を受けますが、全英アルバムチャートで89位止まりとなり商業的な成功を収めることはできませんでした。

 

翌1985年にリリースしたセカンドアルバム『Rum Sodomy & the Rush』が全英アルバムチャートで最高位13位にランクされます。『Dirty Old Town』は同アルバムからの3枚目のシングルカットで、アイルランドのヒットチャートで最高位27位、イギリスで同62位にランクされました。

 

曲は、イギリスのシンガーソングライターEwan MacColl (1915.01.25-1989.10.22)によるもので、彼自身もレコーディングしています。イギリスやアイルランドのフォークミュージシャンが取り上げていますが、一般に知られるようになったのはThe Poguesがヒットさせた以降です。

 

 

こちらは音源だけですが作者のEwan MacCollによるオリジナルバージョンです。なお、The Poguesのヒット曲『Fairytale Of New York』でShane MacGowanとデュエットをしたKirsty MacColl (1959.10.10-2000.12.18)は、Ewan MacCollの娘です。

 

 

こちらも音源だけですが、アイルランドのトラッドミュージック界の重鎮だったThe Dublinersによるバージョンです。

 

次回は、明日6月14日(金)に番外編。東京都墨田区東向島の『魚喜代』をテーマにします。