ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都墨田区曳舟の中華『澁谷飯店』です。
最寄駅は
東武スカイツリーライン、東京メトロ半蔵門線
『曳舟』
駅から徒歩３分
喫茶店のような外観ですが
歴とした中華料理店です
２０２２（令和４）年９月に
渋谷区代々木上原から
移転してきました
店内もほぼ喫茶店
中華料理感は０で
初めての方は心配になるかも
座ると同時に
ビールのピッチャー
ではなく水が出て来ます
ランチタイムには
魅力的な日替り定食が
３種類用意されています
日替り定食も勿論いいのですが
私がお薦めするのは
『豚の角煮定食』です
こちらが『豚の角煮定食』
スープ、搾菜、ご飯が付いて
税込１０００円
価格が変動していることもあります
ビジュアル的には
日本の角煮とは違いますし
東坡肉ともちょっと違います
この照りを見ていると
口に入れなくても美味しさが伝わります
・・・もちろん入れますが
脂身はとろとろ
正肉は心地よい歯応え
なんとも言えない美味しさです
適度な甘さに
ほのかな八角の香り
台湾の魯肉に近いような味です
味付玉子ではありません
絶妙な茹で加減で
黄身が美味しそうです
たかが茹で卵と
侮ることなかれ
想像以上の美味さです
青菜は小松菜
青梗菜でないところが
下町の粋を感じます
葉よりも茎の部分が中心
シャキシャキとした食感が
角煮とよく合います
この煮汁を見ていると
ふと悪戯心が芽生えます
・・・そうだ台湾に行こう
山盛りのご飯
これで普通盛です
半分はそのまま頂きます
ご飯が平になったところで
角煮、茹で玉子、小松菜をオン
魯肉飯の完成です
魯肉飯というと
サイコロ状の豚肉と思われがちですが
ブロックのまま乗ったものもあります
箸で簡単にほぐれます
一見白っぽく見えますが
中までちゃんと味が染み込んでいます
お行儀悪い
そんな声も聞えて来ますが
Go my own way
当然のことですが
煮汁も掛けてあります
とにかく美味しいのなんの
高菜が浮いた薄い塩味のスープ
八角と胡麻油がアクセントになり
とても優しい味です
搾菜が超美味しい店
意外と少ないのですよね
こちらのは・・・
絶妙な塩の抜き加減に
辣油のピリ辛が加わり
飛び上がるほどの美味さです
シェフの意図とは
違うかもしれませんが
台湾に行ったような気分になれました
ごちそうさまでした
東京都墨田区東向島２－６－７
０７０－８５８３－０８５１
11:30-15:00 17:00-21:00
月曜日 第一火曜日休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区田町です。