ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Juice Newtonの『Angel Of The Morning』です。
Juice Newtonは、１９５２年にニュージャージー州で生まれたアメリカ人女性歌手です。１９７０年代初頭、カリフォルニア州ロス・ガトスでOtha Young (1943.05.10-2009.08.06)らとともにカントリーロックバンドJuice Newton & Silver Spur を結成し、１９７５～７７年の３年間に３枚のアルバムをリリースします。
１９７８年、ソロに転向しソロデビューアルバム『Well Kept Secret』を発表しますが不発に終わります。翌１９７９年にリリースしたセカンドアルバム『Take Heart』でも商業的な成功を納めることができませんでしたが、１９８１年のサードアルバム『Juice』でブレイクします。アルバムは、全米アルバムチャートで最高２２位、カントリーアルバムチャートで最高４位、セカンドシングルの『Queen Of Heart』は全米ヒットチャートで最高２位にランクされます。
『Angel Of The Morning』は、サードアルバムからのファーストシングルで全米ヒットチャートで最高４位にランクされています。アメリカ人俳優Jon Voightの弟でシンガーソングライターのChip Taylorが１９６７年に書いた曲です。当初人気女性歌手のConnie Francisにレコーディングをオファーしましたが、歌詞がイメージにそぐわないとして断られ、同年にイギリス人女性歌手Billie Davisがレコーディングします。
その後、Juice Newtonを始め多くの歌手が取り上げています。
こちらはBillie Davisのバージョン。ドイツのTVの音楽番組Beat Clubに出演した時の模様です。
こちらは、１９６８年にアメリカ人女性歌手Merrilee RushがThe Turnaboutsをバックにレコーディングしたバージョンで全米ヒットチャートで最高７位を記録しています。
こちらは、１９９５年にThe PretendersのChrissie HyndeがアメリカのTVドラマ『Friends』に出演しライブで歌ったバージョンです。
こちらは音源だけですが、１９９５年にリリースされた前述の『Friends』のサウンドトラック盤発のためにChrissie HyndeがThe Pretendersとして再録音したバージョンです。シングルカットされましたがチャートインしていません。
最後は、音源だけですがコンポーザーのChip Taylor自身によるバージョン。１９７２年にシングルとして発売されましたがチャートインしていません。
次回は、明日２月２５日（日）にビーフカツ（回顧録）。兵庫県神戸市東灘区の『瑠美』です。