番外編~東京都千代田区神田小川町・念願のパイカを初めて頂きました『豊はる』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

 

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都千代田区神田小川町の路麺店『豊はる』です。

 

最寄駅は

東京メトロ千代田線『新御茶ノ水』

都営地下鉄新宿線『小川町』

 

駅から徒歩3分

今年1月にオープンした

新鋭の路麺店です

 

『是はうまい!肉そば 関東風』のコピー

そしてファサードのデザイン

何処かで見たような記憶があります

 

文京区春日の『豊しま』

フォントは若干異なりますが

キャッチコピーは全く同じです

 

細かいことは気にせずに入店

まずは券売機で食券を購入

メニュー構成も『豊しま』と似ています

 

御主人にお伺いしたところ

『豊しま』のご出身で

独立して出店されたとのこと

 

御世話になった『豊しま』への

リスペクトを込めて『豊』の字を使い

『豊はる』という店名にされたそうです

 

私がこの店にお伺いした目的は

こちらの『パイカ』

最近知った食べ物で未経験

 

青森県三沢市のローカルフードで

東京で提供している店を検索したところ

こちらの店がヒットしました

 

御主人のご厚意で

出来上がったばかりのパイカを

撮影させていただきました

 

豚バラ軟骨を圧力釜で炊いたもので

調味料は砂糖と醤油だけ

それ以外は一切使わないそうです

 

トロトロになった軟骨は

コラーゲンたっぷりで

女性のお客さんに人気があるとのこと

 

パイカの歴史は意外と浅く

2006(平成18)年に

青森県三沢市で誕生しました

 

同市は日本で有数の養豚拠点ですが

バラ肉のブロックを切り落とす際に出る

豚バラ軟骨は捨てられていました

 

ところが軟骨の周りには肉がかなり残り

利用できないかとして考えられたのが

煮込み料理でした

 

ということで頂いたのは

『パイカそば』

温かい蕎麦で税込500円

 

価格が変動していることもあります

 

結構な量のパイカ

味と食感がまだ想像できませんが

見るからに美味しそうです

 

普段ですと

伸びない内に蕎麦から頂くのですが

今回はパイカからスタートします

 

初めて口にするパイカは

砂糖の甘さと醤油の辛さが

絶妙にマッチした素晴らしい味付け

 

肉は柔らかく

軟骨は口の中でとろけます

これは間違いなく絶品です

 

パイカの語源は不明ですが

中華の『排骨(パイコー)』が訛ったのでは

語学屋がそう推理しました

 

漆黒の麺

『豊しま』よりも黒い感じですが

美味しそうな蕎麦です

 

つゆも漆黒

仕上にパイカの煮汁を加えるので

やや甘目になっています

 

揚げ玉が入っています

これが何とも言えない

いい脇役を演じてくれます

 

薬味は葱

この他に紅生姜が付きますが

私は抜いて頂きました

 

それでは蕎麦に取り掛かります

路麺の王道でやや柔らか目

といっても茹で過ぎではありません

 

甘目のつゆがよく絡まり

思わずにやりとしてしまう

美味しい蕎麦です

 

この蕎麦とつゆには

シンプルな一味が合います

さらに美味しさが増します

 

無我夢中になり

瞬殺で完食しました

美味かった

 

ふと思ったのですが

パイカ丼も美味しい筈です

御主人にメニューアップをお願いしました

 

そしてパイカはビールに合いそうです

次回行った時には

持ち帰りもお願いしてみます

 

ごちそうさまでした

 

豊はる

東京都千代田区神田小川町3-11-10

只野ビル1階

03-6826-9426

月~金   6:30-18:00

土曜祝日 6:30-15:30

日曜日休み

 

次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Velvet Revolverの『Fall To Pieces』です。