ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Gin Blossomsの『Until I Fall Away』です。
Gin Blossomsは、１９８７年にリードギターのDoug Hopkins（1961.04.11-1993.12.05）、ボーカルのJesse Valenzuelaを中心にアリゾナ州テンペで結成されたアメリカのオルタナティブロックバンドです。
メンバーチェンジを繰り返しながらも地元アリゾナ州では一定の人気を獲得し、１９８９年末に自主制作でデビューアルバム『Dusted』をリリースしますが、自主制作で制作枚数が少なかったため全米アルバムチャートにはランクインしませんでした。このアルバムのレコーディングに際してリードボーカルはJesse ValenzuelaからRobin Wilsonに交代し、Jesse Valenzuelaはバックボーカルに回ります。
１９９２年にはA&M Recordsからセカンドアルバム『New Miserable Experience』をリリースし、全米アルバムチャートで最高３０位にランクされます。また、同アルバムからの２枚目のシングルカット『Hey Jealousy』も全米ヒットチャートで最高２５位にランクされます。なお、オリジナルメンバーでリードギターのDoug Hopkinsは、このアルバムのレコーディングの最中にアルコール中毒のためバンドを解雇され、１９９３年に鬱病のため自殺します。
１９９６年にリリースした３枚目のスタジオ録音アルバム『Congratulations...I'm Sorry』は、全米アルバムチャートで最高１０位にランクされ、ファーストシングルの『Follow You Down』も全米ヒットチャートで同９位にランクされます。商業的な成功は収めたものの、音楽評論家などからの評判は必ずしも好意的なものばかりではありませんでした。そんな状況下で翌１９９７年初頭にバンドは解散します。
『Until I Fall Away』は、１９９３年にセカンドアルバムからの４枚目のシングルカットで、Billboard誌のHot 100 Airplay（現在はRadio Songs Chart＝ラジオでの放送回数でのチャート）では最高２１位にランクされましたが、何故か全米ヒットチャートにはランクインしませんでした。とてもメランコリックでメロディアスな素晴らしい曲です。
次回は、明日８月２５日（金）に久々に知ったかぶり編～人生に何の役にも立たない語学屋の独り言。テーマは英語『Someone's In』です。