ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、群馬県館林市の『花山うどん本店』です。
最寄駅は
東武鉄道伊勢崎線
『館林』
駅から徒歩1分
1894(明治27)年創業の
老舗うどん店です
11時開店と同時に
お客さんが続々と来店し
11:30には満席になっていました
基本はうどんと鬼ひも川
天ぷら盛合せや丼物とのセットも
バリエーション豊富に用意されています
私が頂いたのは『鬼釜(冷)』税込1150円
うどん日本一を決める全国大会で
3年連続で優勝した逸品です
価格が変動していることもあります
こちらが『鬼釜(冷)』
名物の『鬼ひも川』に豚肉、かまぼこ、温泉玉子が
トッピングされています
館林には『分福茶釜』で知られる
『茂林寺』があることから
狸の器に入っています
豚肉は群馬県産の麦豚
動物性飼料を一切使わず
麦を中心とする穀物で飼育するそうです
温泉玉子は冷たい鬼釜にはついていますが
温かいものにはついていません
同じ価格で何故なのでしょう
そもそも論として
『鬼ひも川』とはなんぞや
そう思われていらっしゃるかも
大正時代から昭和30年代まで
『花山うどん』が販売していた
普通より幅が広いひも川です
販売が途絶えていましたが
当代の五代目店主が
50年の時を経て復活させたものです
二つ折りになっていますが
広げて見るとこんな感じ
幅5㎝ほどありそうに見えます
『鬼ひも川』のことは分かりましたが
どのように頂けばよろしいのでしょうか
・・・ちゃんと指南書がついています
指南其之壱
まずは鬼ひも川だけを口に入れ
群馬県産の小麦の甘みを味わうこと
ご指示通りに鬼ひも川だけで頂きます
つるつるしこしこで噛み応えがあります
小麦の甘みが口いっぱいに広がります
指南其之貮
鬼ひも川と具材を
下からよくかき混ぜること
混ぜ合わせた後は
出汁醤油を入れ
よく絡めて頂きます
出汁醤油はやや甘目
個人的にはもう少し甘さ控えめが好みですが
許容範囲ではあります
甘目の出汁に絡んだ鬼ひも川
うどんとは全く違う味わい
これはとても美味しいです
指南其之参
半分ほど進んだら
わさびを入れて混ぜて食すべし
全体にアクセントが付き
より美味しく頂けます
私にはこの食べ方が一番です
ひも川の経験はあまりありませんが
味、食感ともに満足ゆくものでした
・・・うどんよりずっと好きかも
ごちそうさまでした
群馬県館林市本町2-3-48
0276-74ー0178
11:00-15:00
麺がなくなり次第終了
日曜日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Bolland & Bollandの『You're In The Army Now』です。