ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、福岡県北九州市小倉北区の『レストランタカヤマ』です。
最寄駅は、JR各線、北九州モノレールの『小倉』。
駅から徒歩5分。1971(昭和46)年創業の小倉で有数の老舗洋食店です。
開店は正午、数分もすると満席になります。1階はカウンタ―席のみ。2階にテーブル席がありますが、ランチタイムには使われていません。
厨房を担うのは、二代目のご主人。接客はお母さまが担当されています。
ランチもディナーもメニューは同じで、ハンバーグやポークカツレツなど税込1100円のライス付きセットメニューに人気があります。
価格が変動していることもあります。
ビーフカツは、『仔牛肉カツレツ(チーズのせ)』、単品税込1500円。
ライスも注文しました。税込250円。
『仔牛肉カツレツ(チーズのせ)』。ノーカットで提供されます。個人的にはカットしてある方が良いのですが、お忙しそうなのでリクエストを控えました。
チーズの上に刻んだ茹で卵がのり、ミモザ状態になっています・・・このようなビフカツは初めてです。
添え物は温野菜。色鮮やかなブロッコリー。茹で加減もよく、薄い塩味でとても美味です。
人参のグラッセ。余計な香辛料を使わず人参本来の甘さが引き出されています・・・人参が好きでない方にはNGかも。
デミグラスソースは、グレイビーボートで別添え・・・嬉しいですね。
仔牛のカツレツは、薄い肉を炒め焼きしたシュニッツェルが一般的ですが、こちらではミルフィーユ状にして油で揚げたディープ・フライです。
それでは実食。まずはデミグラスソースなしで。軽く下味が付けられミディアムに揚げられた仔牛肉とチーズ、ミモザが絶妙にマッチし、これだけでも十分な美味しさです。衣もサクサクです。
次は、当然のことながらデミグラス―スで。グレイビーボートで提供されるので、好みの量を掛けられるのがいいですね。
甘さ控えめでコクのあるデミグラスソースが、チーズとミモザに合うのか少々心配でしたが、杞憂でした。チーズの塩気、茹で卵の甘みがデミグラスソースをサポートし、ビフカツをさらに美味しいものにしています。
柔らかくジューシーだなと思いながら、断面をよく見ましたところ、カツレツの真ん中あたりの肉はミディアムというよりミディアムレアでした・・・美味い訳だ。
つやつやのライス、これだけでも十分に美味しいのですが・・・。
デミグラスソースがたっぷりだと、ついついこんなことをやりたくなってしまいます。ソースもライスも美味ですので、美味しくない訳がありません。
これまでの経験から仔牛のカツレツには余り期待を持っていませんでした。しかし、ミルフィーユのディープ・フライ、チーズ&ミモザなど斬新な料理方法に驚き、その美味しさを堪能しました。
ご馳走様でした。
福岡県北九州市小倉北区京町2-1-5
093-521-8776
12:00-14:00 17:00-20:00
水曜日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。The Georgia Satellitesの『Hippy Hippy Shake』です。