ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、U2の『With Or Without You』です。
U2は、1976年に当時高校生だったBono、the Edge、Adam Clyaton、Larry Mullen Jr. 、Dik Evance(the Edgeの兄)、Ivan McCormickの6人がダブリンで結成したアイルランドのロックバンドです。当初のバンド名はFeedback。Ivan McCormickはすぐに脱退し、バンド名をThe Hypeと改称してアマチュアバンドとして活動します。1978年にはDik Evansが脱退し、バンド名をU2に変更します。
1979年にIsland Recordsと契約し、翌80年にデビューアルバム『Boy』をリリースします。アルバムはアイルランドのアルバムチャートで最高13位にランクされたものの、イギリスでは同52位、アメリカで同63位と必ずしも商業的に成功したものではありませんでした。
1981年に発表されたセカンドアルバム『October』は、アイルランドのアルバムチャートで最高17位、イギリスで同11位にランクされましたが、アメリカでは101位止まりでした。
彼らが世界的に注目され始めたのは、1983年のサードアルバム『War』で、アイルランドで最高16位、イギリスでトップ、アメリカで最高12位を記録します。そして彼らの人気を不動のものにしたのは1987年にリリースされた5枚目のスタジオ録音アルバム『The Joshua Tree』で、アイルランド、英米を始め、カナダ、ヨーロッパ各国のアルバムチャートでトップに輝きます。
『With Or Without You』は、その『The Joshua Tree』からのリードシングルで、アメリカのヒットチャートで初めてNO.1を獲得しました。当初、マネージャーのPaul McGuinnessはシングルカットに反対していましたが、Bonoの友人のGavin Fridayが必ず全米1位になると説き伏せ、彼の予想通りNO.1になりました。
これまでに世界各国で色々なアーティストにカバーされ、日本でも宇多田ヒカルが2001年にリリースした『UTADA HIKARU UNPLUGGED』で取り上げています。
こちらは、その宇多田ヒカルバージョンです。悪くはありませんがU2のオリジナルが凄過ぎるため可哀そうです。
次回は、明日6月6日(火)に番外編。東京都港区新橋の立ち喰い蕎麦『おくとね』をテーマにします。