MUSIC編~Roy Orbison『California Blue』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。

 

今日は、Roy Orbisonの『California Blueです。

 

 

Roy Orbison (1936.04.23-1988.12.06)は、テキサス州生まれのアメリカ人シンガー・ソングライターです。1956年に自らのバンドThe Teen Kings名義で地元テキサスのマイナーレーベルからシングル『Tryin' to Get You』でデビューし、地元では評判になりましたが全国的なヒットにはなりませんでした。同年にThe Teen Kingsは、Elvis Presleyなどが所属していたSun Recordsでデビューシングルのカップリング曲だった『Ooby Dooby』を再録音し、シングル盤としてリリースします。この曲は、全米ヒットチャーと最高59位を記録し、まずますのスタートとなりますが、その後にリリースするシングルは商業的に芳しい成果を出すことが出来ませんでした。

 

Roy Orbisonがブレイクしたのは1962年。シングル『Only The Lonely』が全米ヒットチャートで最高2位に、続く『Blue Angel』も同9位にランクインし、その後はリリースするシングル全てがチャートインします。そして、彼の名を世界的に知らしめたのが、1964年にリリースしたシングル『Oh, Pretty Woman』で、アメリカのみならずイギリス、オーストラリアなど世界各国のヒットチャートでトップを飾る大ヒットになりました。この曲は、1982年にVan Halenがカバーし、全米ヒットチャートで最高12位を記録しています。また、Orbison自身のバージョンが1990年に公開されたアメリカ映画『Pretty Woman』の主題歌に採用され、再ヒットしています。

 

1988年には、Bob DylanGeorge HarrisonJeff LynnTom Pettyとともに結成した覆面スーパーバンドThe Traveling WilburysLefty Wilburyの変名で参加します。同年にリリースされたバンドのデビューアルバム『Traveling Wilburys Vol.1』は、全米アルバムチャートで最高2位にランクされる大ヒットになりましたが、Roy Orbisonはその矢先に同年末に心筋梗塞で52歳の生涯に終止符を打ちました。

 

California Blue』は、Roy OrbisonJeff LynnTom Pettyの共作で、1988年にOrbison22枚目のスタジオ録音アルバム『Mystery Girl』の収録曲として録音されました。アルバム完成後にOrbisonは亡くなってしまいますが、アルバムとシングルは1989年にリリースされました。遺作となった『California Blue』は、ベルギーやドイツのヒットチャートではTOP40入りしましたが、アメリカではチャートインしませんでした。

 

次回は、明日12月13日(火)に番外編。東京都板橋区志村坂上の路麺店『さかうえ』をテーマにします。