ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都板橋区小豆沢の天麩羅屋『天鈴』です。
最寄駅は
都営地下鉄三田線
『本蓮沼』
駅から徒歩7~8分
連日行列の絶えない
地元で人気の天麩羅屋です
カウンタ―席と小上がり
10人座るのが精いっぱいの
小さな店です
天麩羅を揚げているのは
かなりお歳を召したご主人一人
いつもお忙しそうです
メニューは
天麩羅定食と天丼のみ
えび天やいか天など単品の追加もできます
私が選んだのは『定食』
味噌汁、お新香、ご飯が付いて
税込900円の庶民価格
価格が変動していることもあります
海老、烏賊、鱚も入っているのですが
いんげんや茄子など野菜を前面に立てた
ユニークでインパクトのある盛り付けです
やや甘目の天つゆ
素晴らしい出汁で
匠の技を感じることができます
タワーの如く積み上げられた大根おろし
個人的にはおろし生姜も欲しいのですが
ご主人のこだわりのようなので我慢します
つまみ揚げになったいんげん
貧乏人根性で数えましたところ
驚いたことに10本もありました
薄目で軽い衣
いんげんの食感を楽しめます
・・・ご主人はただ者ではありません
末広切が施された茄子
薄い衣が茄子の実にも纏い
素晴らしい味に仕上げています
片面のみに衣を纏った海苔
パリパリの食感が残り
しかも磯の香がたつ逸品です
鱚は
薄衣ではなく
しっかりとした衣で
衣サクサク
身ふわふわ
鱚天の醍醐味を味わうことができます
烏賊天
この形状から判断すると
かなり大きめの紋甲烏賊のようです
柔らかい食感ですが
引き締まった身の紋甲イカ
これは塩がよろしいですね
巻海老天
こちらもしっかりと衣を纏っています
口にする前から美味なのが分かります
牛蒡と人参のかき揚げ
あっさりとした味で
〆に最適です
キャベツの塩もみ
漬物NG人間ですが
塩もみは大好き・・・瓜類以外は
丁度良い塩加減ですが
一味を振り掛けると
更に美味しく頂くことが出来ます
シジミの出汁が十分に出た
超美味な味噌汁
もちろん半分ほど頂いた後です
20個以上のシジミが入っていました
貧乏ったらしいと言われようが
シジミの身は残さず頂きます
ふっくらと炊き上がったご飯
天麩羅の量が多いので
半分にして頂きました
天種は7種類もありますが
油がよく揚げ方も秀逸なので
無理なく頂くことが出来ます
お店を後にしたのは午後1時前
待ち人はまだまだたくさんいます
あの味であの価格であればこの行列も納得です
ごちそうさまでした
東京都板橋区小豆沢1-6-16
03-3965-8045
12:00-14:00 18:00-22:00
日曜祝日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。3か月ぶり2回目の邦楽。柳ジョージとレイニーウッドの『青い瞳のステラ1962年夏・・・』です。