ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Boy Meets Girlの『Waiting For A Star To Fall』です。
Boy Meets Girlは、George MerrillとShannon Rubicamによるアメリカのデュエットグループです。二人は、1984年にソングライターとして、またボーカルグループとして音楽活動を始めます。1985年にデビューアルバム『Boy Meets Girl』をリリースし、アルバムは全米アルバムチャートで最高76位、シングルカットされた『Oh Girl』は全米ヒットチャートで同38位となり、目立った成果を上げることはできませんでした。
しかし、Whitney Houstonに提供した2曲『How Will I Know』が1986年に、『I Wanna Dance With Somebody (Who Loves Me)』が1987年にそれぞれ全米ヒットチャートのトップになり、2人のソングライターとしての名声が高まります。
『Waiting For A Star To Fall』は、1988年にリリースしたセカンドアルバム『Real Life』からのシングルカットで、全米ヒットチャートで最高5位、全英ヒットチャートで同9位を記録する世界的な大ヒットになりました。
この曲は、1987年にWhitney Houstonのコンサートに行った際に流れ星を見つけ書き上げたものです。彼らはWhitney Houstonにこの曲をレコーディングするよう提案しましたが、Whitneyが所属するArista RecordsのCEOが拒否したため実現しませんでした。その後、元The Go-Go'sのボーカリストBelinda Carlisleが彼女の2枚目のソロアルバム『Heaven On Earth』の収録曲としてレコーディングしますが、お蔵入りしてしまいます。このような紆余曲折の末に自身でレコーディングしたものが、彼らの最大のヒット曲になるという皮肉な結果を生み出しました。
次回は明日11月27日(日)、ビーフカツに戻ります。兵庫県神戸市中央区の『Bistrot E'nry.(ビストロ・アンリー)』です。