ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介します。
今日は、Ambrosiaの『Biggest Part Of Me』です。
Ambrosiaは、1970年にDavid PackとJoe Puertaを中心にロス・アンジェルスで結成されたアメリカのロックバンドです。結成当初は、プログレッシブ・ロック主体のバンドでしたが、徐々にソフトな都会的なサウンドを取り入れ、AORファンに支持されるようになります。因みに『ambrosia』は、ギリシャ神話における神の食べ物のことですが、『美味しい食べ物』の意味で使われることもあります。
レコードデビューまでの下積み期間が長く、ファーストアルバム『Ambrosia』がリリースされたのは1975年のことでした。アルバムは全米アルバムチャートで最高22位、シングルカットされた『Holdin' On To Yesterday』がシングルチャートで最高17位を記録し、まずまずのスタートを切ります。このアルバムでミキシングを担当したAlan Parsonsとの交流を契機に同年にリリースされたThe Alan Parsons Projectのデビューアルバム『The Tales Of Mystery And Imagination』の録音にメンバー全員が参加し、1976年に発表されたセカンドアルバム『Somewhere I've Never Travelled』はAlan Parsonsをプロデューサーに迎え制作されました。
『Biggest Part Of Me』は、1980年にリリースされた4枚目のスタジオ録音アルバム『One Eighty』からのリードシングルで、都会的な洗練されたサウンドがAORファンに受け、全米ヒットチャートの3位まで上る大ヒットになりました。リードボーカルは、David Packです。MV は、1981年にカナダのCBC放送のTV番組に出演した時のもので、音源はアルバム収録のもので、映像は口パクです。
こちらは、アメリカのアカペラ・ゴスペルグループTake 6が1994年にリリースしたアルバム『Join The band』に収録したカバーバージョンです。
次回は、明日10月30日(日)にビーフカツ(回顧録)。東京都北区西ヶ原の『K』です。