ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都江東区木場の『和鮮しんま』です。
最寄駅は
東京メトロ東西線
『木場』
４ａ出口から徒歩１０秒
・・・の筈ですが
店らしきは見当たりません
永代通りの反対側から望んでも
飲食店らしき看板はありませんが
２階の窓に『和鮮』の文字が見えます
『たべログでおなじみのしんま』
手書きのメニューボードが
控えめにかつ地味に出されています
メニューボードの脇にある
この急で怪しげな階段の先に
初回の人には難しい店があります
私自身も
初めて友人に連れて行かれた時には
ルールの難しさに戸惑いました
ルール＃１
セルフでおしぼりと茶碗を取り
席を確保します
席にメニューはありますが
じっと待っていても
注文を取りには来てくれません
ルール＃２
こちらのカウンターで
中にいるおばちゃんに大きな声で注文します
ルール＃３
カウンターにあるお盆に
２種類ある小鉢を一つずつ載せます
速攻で
メイン、味噌汁、ご飯が出ますので
お盆に載せてセルフで席に運びます
この店の一番人気は
３種類の刺身がのった
『三点盛合せ』税込７００円
価格が変動していることもあります
ルール＃４
各テーブルにポットがありますので
お茶はセルフになります
『三点盛合せ』は鮪がメインですが
他の２種類の魚は
季節や日によって変わります
切り落としの鮪ですがボリュームはこの通り
普通の店であればこれだけで
軽く７００円をオーバーします
中トロに近い部位
脂ものって甘みもあり
とても美味しい鮪です
２種類目は鰤
厚めに切った切り身が３枚
見るからに美味しそうです
私の馬鹿舌では断定できませんが
上品な脂ののりから察すると
天然物の鰤のようで超美味
３種類目は真鯛
メニューには『活たい』と書かれています
天然ではなく養殖だと思います
皮を軽く湯引きし
氷水で〆てあります
コリコリの食感と適度な脂で美味
ふっくら炊き上がったご飯
刺身には酢飯がいいのですが
この価格では文句は言えません
プロ仕様というよりは
家庭の味の味噌汁
これはこれでホッとする美味しさです
この日の小鉢は
大根の炊いたんとキャベツの塩もみ
漬物ＮＧ人間ですが塩もみはＯＫＡＹ
下町らしい濃い目の味付けで
よくしゅんだ大根
主役級の美味しさです
ルール＃５
食器類はお盆にのせ
セルフでカウンターに戻します
ルール＃６
これが一番難しいルール
お会計もセルフサービス
硬貨で支払う場合
自己申告でテーブルに置き
釣銭がある場合には必要枚数を取ります
紙幣で支払う場合には
おばちゃんに紙幣を手渡し
セルフで釣銭を取ります
ルールが面倒だな
そう思われるかもしれませんが
慣れてしまえば何のことはありません
ごちそうさまでした
東京都江東区木場２－２０－３
０３－３８２０－８２６１
11:00-14:00 17:30-23:00
日曜日休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、ロシア・サンクトペテルブルク市です。