MUSIC編~38 Special『Second Chance』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦にこのシリーズをスタートしました。

 

今日は、38 Specialの『Second Chance』です。

 

 

38 Specialは、1974年にDonnie Van ZantDon Barnesを中心にフロリダ州で結成されたアメリカのロックバンドです。因みにDonnie Van Zantは、サザンロックバンドLynyrd Skynyrdの創設者であるRonnie Van Zantの弟です。

 

1977年にデビューアルバム『38 Special』をリリースしますが、アルバムは全米アルバムチャートで最高148位、カットした2枚のシングルはチャートインしないという惨憺たる結果に終わりました。翌1978年に発表したセカンドアルバム『Special Delivery』も不発。そんな彼らが注目され始めたのは、1981年にリリースした3枚目のアルバム『Wild-eyed Southern Boys』で、アルバムは全米アルバムチャートで最高18位、リードシングルの『Hold On Loosely』が全米ヒットチャートで同27位を記録しました。

 

続く1982年に発表された4枚目のアルバム『Special Forces』は、全米アルバムチャートで10位まで上り、リードシングルの『Caught Up In You』も全米ヒットチャートで最高10位を記録し、バンド初のトップ20ヒットになりました。

 

Second Chance』は、1988年にリリースした8枚目のスタジオ録音アルバム『Rock & Roll Strategy』からのリードシングルで、アルバムが全米アルバムチャートの61位止まりだったのに対し、この曲は全米ヒットチャートで最高6位を記録するバンド最大のヒット曲になりました。オリジナルメンバーでリードギターのJeff Carlisiと1987年に加入したキーボードのMax Carlが作った曲ですが、フロントマンのDon Barnesはこの曲は38 Specialに相応しくないとして、アルバム制作前にバンドを脱退してしまいます。そして、その曲がバンド最大のヒット曲となるという皮肉な結果になりました。なお、リードボーカルはMax Carlです。

 

次回は、明日10月26日(水)にビーフカツ(回顧録)。兵庫県明石市の『洋食の店ジューシー』です。