ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦にこのシリーズをスタートしました。
今日は、Alice Cooperの『You And Me』です。
Alice Cooperは、デトロイト出身のアメリカ人ミュージシャンで、本名はVincent Damon Furnierでした（現在は、法的にもAlice Cooperと改名しています）。高校時代からアマチュアバンドで活動し、１９６８年にバンド仲間等とともにアリゾナ州フェニックスでAlice Cooperというプロのバンドを結成し、自らのステージネームもAlice Cooperと名乗りました。
１９６９年にデビューアルバム『Pretties For You』、翌１９７０年にセカンドアルバム『Easy Action』をリリースしますが、全くヒットしませんでした。しかし、バンドの幻想的かつ独創的なパフォーマンスは『Shock Rock』と呼ばれ、次第に評価が高まります。そして、１９７１年に発表したサードアルバム『Love It To Death』は、全米アルバムチャートで最高位３５位、シングルカットされた『I'm Eighteen』は全米ヒットチャートの２１位まで上るヒットになりました。その後、１９７３年に解散するまでに７枚のアルバムをリリースし、いずれも大ヒットしています。中でも１９７３年発表の６枚目のアルバム『Billion Dollar Babies』は全米アルバムチャートのトップに輝いています。
Alice Cooperは、バンド解散後もAlice Cooper名義でソロアルバムを発表し続け、７４歳になった現在でも現役で活躍しています。
『You And Me』は、１９７７年にリリースした３枚目のソロアルバム『Lace And Whyskey』からのシングルカットで、全米ヒットチャートで最高位９位を記録しています。Alice Cooperにしては珍しいバラードで、『You and me ain't movie stars, what we are is what we are』（俺たちは映画スターではなく、俺たちは俺たちなんだよ）と日常生活における愛を歌っています。ＭＶは、Alice Cooper扮するが私立探偵が事務所に戻り、テレビを付けるとステージ用の化粧をしたAlice Cooperが歌っていたり、夢の中にギャングが出てきたりとなかなか面白い内容になっています。
次回は、明日１０月２４日（月）にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都荒川区町屋の『泊船軒』をテーマにします。