ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、東京都荒川区町屋の『ペンザンス絆』です。
最寄駅は、京成電鉄本線、東京メトロ千代田線『町屋』、都電荒川線(東京さくらトラム)『町屋駅前』。
駅から徒歩2分、創業20周年を迎えた炭火焼肉の店です。
ビルの奥まったところにエントランス、何となく高級店っぽい雰囲気です。
店内は、エントランスとは裏腹にさほど高級感はありません。
ランチは、平日のみの提供。ステーキ、ハンバーグ、豚カツなど15種類。やや高めの価格設定になっています。
ビーフカツは『鉄板ビーフかつランチ』の名称でメニューアップされ、ディナータイムには提供されていません。スープ、サラダ、ライスが付いて税込1350円。
価格が変動していることもあります。
まずは、スープとサラダが出されます。
スープは、とろみの付いたあんかけの玉子綴じ。ごま油風味の何となく韓国風で、とても美味しいスープです。1回だけお替りできます。
サラダには胡麻ドレッシングが掛けられ、こちらも韓国テイストで美味。
鉄板にのせられたビーフカツを見たことは殆どありません。私が訪問した400余軒の中で記憶にあるのは1軒だけです。その経験を踏まえると一点不安があります・・・それは、後ほど。
サーロインが120g程度ミディアムに揚げられています。通常はノーカットで提供されますが、カットして頂きました。ビジュアル的には合格点です。
デミグラスソースは、ほとんど甘さがなく、やや塩気が多い感じがしますが、味は悪くありません。
肉質の良いサーロインで柔らかく美味。
私が抱いた不安は、これです。
鉄板に衣がへばり付き、肉から剥離してしまいます。
肉が美味しいのは前述の通りですが、これではステーキと変わりなくなってしまいます。ビーフカツは、衣と一体になった肉を頂くことに醍醐味があるのです。
添え物の温野菜は、パプリカ、茄子、ブロッコリー、ポテト。どれも熱々で美味しかったです・・・これは鉄板の良いところですね。
テーブルには七味と5種類の塩が用意されています。ステーキには良いかもしれませんが、ビーフカツには合わないと思います。と言いつつ、こういうものがあると遊びたくなる悪い性分です。
トリュフ塩にも惹かれましたが、色合い的に選んだのは地中海炭塩。
米質も良く炊き上がりもよいライス。これだけで十分なのですが・・・。
やってしまいました、Black & White。ライスの甘みを更に引き立て、非常に美味しくなりました。
サラダには天敵が入っていないと思っていたのですが、箸を進めるうちに奴のにおいが・・・。
とても美味しいビーフカツでしたが、衣との剥離が残念でなりません。演出にこだわらず、陶器の皿で提供すれば改善され、より素晴らしいビーフカツになると思います。もちろん奴を除いて完食しました。
ご馳走様でした。
東京都荒川区町屋1-20-9
03-3809-3153
11:00-21:00
ランチは平日の11:00-15:00
年中無休
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都板橋区志村坂上です。