ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、今年の元旦にこのシリーズをスタートしました。
今日は、R.E.M.の『Losing My Religion』です。
R.E.M.は、Michael Stipe、Peter Buck、Mike Mills、Bill Berryの４人が１９８０年にジョージア州アセンズで結成したアメリカのロックバンドです。１９８１年にインディーズレーベルからシングル『Radio Free Europe』をリリースしますが、ヒットチャートにはランクインしませんでした。翌１９８２年に大手レコード会社A&M傘下のI.R.S.からファーストアルバム『Murmur』をリリースし、全米アルバムチャートで最高位３６位を記録します。その後、１９８８年まえ毎年１枚ずつアルバムを発表し、そこそこのヒットになります。
R.E.M.の人気が不動になったのは、１９９１年にリリースした７枚目のスタジオ録音アルバム『Out Of Time』で、アメリカ、イギリスのアルバムチャートでトップを飾る大ヒットになりました。
『Losing My Religion』は、アルバム『Out Of Time』からのリードシングルで、全米ヒットチャートで最高位４位を記録するバンド最大のヒット曲になりました。Peter Buckが奏でるマンドリンの美しいリフから始まる曲で、タイトルを直訳すると『宗教を失う』となりますが、アメリカの南部では『自制心を失う』、『途方に暮れる』などという意味でも使われています。歌詞には宗教的な文言は含まれていませんが、ＭＶ前半が宗教画的な仕立てであることや後半でキリストやシヴァ神のようなビジュアルもあるので、『宗教を失う』ということも暗示しているのかもしれません。
なお、R.E.M.は、１５枚のスタジオ録音アルバムと４枚のライブアルバムを残し、２０１１年に解散しています。
次回は、明日９月１３日（水）にビーフカツ（回顧録）。兵庫県神戸市中央区の『赤ちゃん』です。