ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。
今日は、東京都練馬区向山の『向山庭園』です。
最寄駅は
西武豊島線、都営地下鉄大江戸線
『豊島園』。
西武線駅から徒歩３分
大江戸線駅から同５分
住宅街の坂道の左側にある
練馬区立の公園です。
公園というよりは
お金持ちの邸宅という趣で
入るのを躊躇してしまいます。
門を入るとすぐのところに
ウッドデッキがあり椅子が置かれています。
庭園全体を見渡すことができますので
入園したばかりですが一休み。
土地の高低差を利用した
小さな池泉回遊式の庭園で
大正から昭和にかけて
司法大臣、鉄道大臣を歴任した江木翼が
１９２９（昭和４）年から
亡くなる前年の１９３１（昭和６）年まで
邸宅として利用していました。
１９７４（昭和４９）年に
不動産会社がマンション用地として土地を取得しましたが
近隣住民などがマンション建設反対運動を起こしました。
１９７６（昭和５１）年に練馬区は住民の意向を汲んで
３億５０００万円程で土地を買収し
区立庭園として整備を始めました。
１９８０（昭和５５）年２月に茶室と和室が完成
同年５月に区立庭園として開園しました。
茶室と和室は
区民を中心に低価格で貸し出されています。
庭園は瓢箪型の池を中心に回遊路が組まれ
開園時間内であれば誰でも自由に散策できます。
２５００㎡ほどの小さな施設ですが
高低差を利用した回遊路は変化に富み
四季折々の花々や樹木が楽しめます。
回遊路の途中には
趣の異なる休憩所がいくつか設けられ
坂道で疲れた脚を癒すことができます。
こちらは池に面したデッキの休憩所。
池に遊ぶ鴨を眺めながら
ゆったりとした時の流れに身を任せます。
園内には素晴らし石造物もあります
・・・これは水鉢でしょうか？
もともとあったものか
区が整備時に付設したものかは分かりませんが
素敵な燈籠です。
池のほとりにせせり出るように立つ茶室
優雅な茶会を楽しめるのでしょうね。
和室と正門には
こちらの建物の奥にあるエレベータで行けます。
坂道に面して裏門があり
駅に戻る場合にはこちらが便利です。
あまり特徴のない小さな庭ですが
なんとなくほっこりとした時間を過ごせ
来て良かったなと思える庭園でした。
東京都練馬区向山３－１－２１
０３－３９２６－７８１０
9:00-17:00
１２月２９日～１月３日は休園
入園無料
次回は、本日１５時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、a-haの『Take On Me』です。