ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。
今日は、Spandau Balletの『True』です。
Spandau Balletは、１９７９年にGary KempとMartin Kemp兄弟を中心にロンドンで結成されたニューウェーブバンドで、ニューロマンティック系とも呼ばれていました。１９８１年にアルバム『Journey To Glory』でデビューし、全英アルバムチャートで５位まで上昇しますが、アメリカではチャートインしませんでした。
彼等がアメリカで注目され始めたのは、１９８３年にリリースした３枚目のアルバム『True』で、全英アルバムチャートでNO.1、全米アルバムチャートでも最高位１９位を記録する大ヒットになりました。
『True』は、アルバム『True』からの３枚目のシングルカットで、全英ヒットチャートでは４週間連続でトップ、全米ヒットチャートでも４位まで上り詰め、彼等唯一の全米トップ１０ヒットとなりました。Gary Kempが作詞作曲したＲ&Ｂ調のこの曲は、アメリカのソウルシンガーMarvin Gayeに捧げた内容になっています。リードボーカルはTony Hadleyで９０年代初頭に作品の権利を巡りKemp兄弟と対立しバンドを脱退しますが、２００９年のオリジナルメンバーによる再結成で復帰しました。しかし、２０１７年に再び脱退します。バンドは新ボーカリストとしてRoss William Wildを迎え２０１９年までツアーを継続しますが、ファンが求めているのはオリジナルメンバーが５人揃うことだと実感し、Tony Hadleyが戻るまではバンドの活動を中止すると発表し、現在も休止中です。
次回は、明日８月２５日（木）に番外編。神奈川県海老名市の『Le Bar a Vin 52 海老名店』をテーマにします。