MUSIC編~Bob Welch『Sentimental Lady』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Bob Welchの『Sentimental Lady』です。

 

 

Bob Welch(1945.08.31-2012.06.07)は、ロス・アンジェルス出身のアメリカのロックミュージシャンです。1960年代半ばからロス・アンジェルスやフランスのパリでいくつかのバンドに在籍していましたが、転機は1971年に英国のブルースバンドFleetwood Macに参加したことです。アメリカへの進出を考えていたFleetwood Macは、脱退したリードギタリストのJeremy Spencerの後任として英国人のDanny Kirwanとアメリカ人のBob Welchを迎い入れます。

 

Bob Welchは、Danny Kirwanのサポート的なリズムギタリストとして加入し、1971年にリリースされたアルバム『Future Games』から録音に参加しました。このアルバムには前年にリリースされたアルバム『Kiln House』にゲストミュージシャンとして参加したChristine McVieが正式に加入します。Bob WelchChristie McVieの加入によりブルース色の強かったバンドのサウンドはポップでメロディアスな方向に変化し、現在のFleetwood Macの礎を築きました。

 

Sentimental Lady』は、Bob Welchの作詞作曲でFleetwood Macが1972年にリリースしたアルバム『Bare Trees』の収録曲ですが、バンド脱退後に再録音し1977年にリリースした彼の初めてのソロアルバム『French Kiss』に収録されました。アルバムのリードシングルとなったこの曲は、全米ヒットチャートで最高位8位を記録する大ヒットになりました。MVを今見るとかなりダサい感じがしますが、曲は色褪せていません。

 

こちらは、Fleetwood Macの『Bare Trees』に収録されたオリジナルバージョンです。

 

次回は、明日8月21日(日)、ビーフカツに戻ります。400店目達成記念の東京都台東区根岸の『レストラン香味屋』です。