MUSIC編~Sinead O'Connor『Molly Malone』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Sinead O'Connorの『Molly Malone』です。

 

 

Sinead O'Connorは、アイルランド・ダブリン市出身のシンガーソングライターです。1987年にアルバム『The Lion And The Cobra』でデビューし、アイルランドのアルバムチャートで最高位3位を記録します。

 

彼女が世界的に注目されたのは、1990年にリリースしたセカンドアルバム『I Do Not Want I Haven't Got』で本国アイルランドを始め、アメリカ、イギリスなどアルバムチャートでトップに輝きます。また、シングルカットされたPrinceのカバー曲『Notthing Compares 2 U』もアイルランド、アメリカ、イギリスを始め各国のヒットチャートでNO.1になります。

 

Molly Malone』は、2002年にリリースした6枚目のスタジオ録音アルバム『Sean-Nós Nua』に収録された曲です。シングルカットはされていませんが、Sinead O'Connorのお気に入りの曲の一つで、ライブでよく取り上げられています。このアルバムは、アイルランドのトラディッショナル・ナンバーを集めたもので、『Molly Malone』は熱病で死んだムール貝売りの少女Molly Maloneの儚い人生を歌った曲で、アイルランド人、特にダブリン市民に愛され続けています。とかく攻撃的な歌詞や言動の多いSinead O'Connorですが、祖国アイルランドへの愛を込めて淡々と歌っています。

 

なお、2018年にイスラム教に改宗し、Shuhada' Sadaqatと改名しています。

 

余談になりますが、彼女の口をアップにしたこのMVは、多くの日本人が苦手とする『』、『』、『th』の発音の仕方を学ぶのにとても良い教材になります。

 

Molly Malone』は、多くのアイルランドのミュージシャンに歌われていますが、The Dublinersの1984年のダブリンでのライブがとても印象的です。

 

付録

ダブリン市には『Molly Malone』の銅像があります。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

次回は、明日8月11日(木)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都荒川区&北区の『都電荒川線の旅(前編)』をテーマにします。