MUSIC編~Cheap Trick『The Flame』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Cheap Trickの『The Flame』です。

 

 

Cheap Trickは、1973年にRick NielsenTom PeterssonRandy HoganBen E. Carlosの4人が結成したアメリカのロックバンドです。リードボーカルのRandy Hoganはバンド結成後すぐに脱退し、後任としてRobin Zanderが加入します。その後はこの4人の不動のメンバーで現在でも活躍しています。

 

1977年2月にデビューアルバム『Cheap Trick』、同年9月にセカンドアルバム『In Color』と立て続けに2枚のアルバムをリリースしますが、アメリカでは成功しませんでした。しかし、何故か日本で徐々に人気が高まり、1978年4月に初の来日公演を行います。その模様はアルバム『チープ・トリックat武道館』として同年に日本のみで発売されましたが、本国アメリカで日本からの輸入盤が売れ出したため、翌1979年に『Cheap Trick at Budokan』としてアメリカでも発売され、全米アルバムチャートで最高位4位、シングルカットされた『I Want Yout To Want Me』も全米ヒットチャートで最高位7位を記録する大ヒットになりました。

 

The Flame』は、1988年にリリースされた10枚目のスタジオ録音アルバム『Lap Of Luxury』からのファーストシングルで、Cheap Trick唯一の全米ヒットチャートNO.1の大ヒットになりました。イギリスのロックバンドAtomic Roosterの元メンバーNick Grahamがイギリスの女性ブルースロック歌手のElkie Brooksのために書いた曲ですが、彼女が断ったためCheap Trickに回ってきました。邦題は、『永遠の愛の炎』という相変わらずひどいものでした。Rick Nielsenの12弦ギターの美しい音色とRobin Zanderの素晴らしいボーカルが印象的な曲です。

 

次回は、明日7月26日(火)に番外編。東京都台東区蔵前の『焼小籠包ドラゴン』をテーマにします。