ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都千代田区神田小川町の『やっこ鮨』です。
最寄駅は
都営地下鉄新宿線『小川町』
または東京メトロ千代田線『新御茶ノ水』
駅から徒歩5分
路地裏に佇む
ちょっと不思議な寿司屋です
『名古屋すし』
名古屋へは何度も行っていますが
『名古屋すし』って聞いたことがありません
ランチタイムには
気になる日替わりのメニューが二つ
『ふたご丼』と『やっこ定食』
『やっこ定食』は
おかずと刺身が基本で
アジフライなど揚げ物の時もあるそうです
店内は至って普通の寿司屋
名古屋城の写真が壁にありますが
その他には名古屋感はありません
女将さんに名古屋すしとは何かをお伺いしたところ
大将が名古屋出身なのでそう言っているだけで
『名古屋すし』というものはないとのことでした
11時半の開店から10分
ほぼ満席になり
ほとんどの方がにぎり鮨を注文
寿司屋の来たのだから
私も当然にぎり鮨を注文
そう思ったのですが・・・
『本日のやっこ定食』
~かにえび玉あんかけと本まぐろの刺身~
どうしても気になって注文してしまいました
香の物、味噌汁、ご飯が付いて
税込900円
滅茶苦茶なお値打ち価格です
価格が変動していることもあります
本まぐろの刺身
綺麗な赤身が5切れ
見るからに美味しそうです
山葵をのせて
醤油をちょい漬けで頂きます
まぐろは抜群の鮮度で超美味ですが・・・
醤油が甘い
名古屋だからたまりなのですね
東京生まれにはちょっときついです
ご飯は酢飯ではなく
温かい白米です
寿司屋ですので米質は最高
たまりの甘さを逆手に取って
10秒ほどヅケにしてご飯の上にオン
なんちゃってヅケ丼の完成
一口目は
ヅケにした鮪とご飯を
大葉で巻いて頂きました
ご飯の甘さが
たまりの甘さをうまく吸収してくれ
バランスよい美味しさになりました
つまを残すことはしません
たまりの甘さが少し気になりましたが
美味しく頂きました
どう見ても芙蓉蟹です
寿司屋で中華
ちょっとスベったかもです
しかし心配無用でした
和風出汁に醤油と味醂で味つけ
酸味はなく甘みもほとんど感じません
完全な和テイストで
非常に上品な蟹海老玉
これは絶品と言えましょう
などと言いながら
オンザライスで天津丼風にしてしまう
雑な愚か者です
余談
天津には何回か旅していますが
天津丼も天津甘栗もありません
甘栗はありますが天津甘栗とは言いません
閑話休題
量は多くありませんが
蟹もちゃんと入っていて
風味良く仕上がっています
海老も1尾入っていますが
どちらかと言うと
蟹に負けています
原価率の関係もあるのでしょうが
しめじが主役になっているような感じ
でもいい味を出して全体を引き締めています
結果論から言いますと
天津丼風にして良かったと思います
とても美味しかったです
名古屋というだけあって
八丁味噌をブレンドした味噌汁
出汁も良く美味しく頂きました
基本的に漬物NGですが
沢庵と青菜の塩もみはOKAY
こちらの沢庵は美味しかったです
こちらには
伊勢うどんもあるようですが
私はあまり興味がありません
心残りなのは『ふたご丼』
一つは酢飯でもう一つは白米
具はその日により異なります
定食の揚げ物にも興味津々
『ふたご丼』にも未練たらたら
これはリピするしかありません
ごちそうさまでした
東京都千代田区神田小川町3-2-5
03-3293-0134
11:30-14:00 16:30-21:30
土日祝日休み
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Mary Blackの『Sonny』です。