MUSIC編~Mary Black『Sonny』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。私のブログでは趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズをスタートしました。

 

今日は、Mary Balckの『Sonny』です。

 

Mary Blackは、1955年生まれのアイルランドの歌手です。音楽ファミリーの中で育ち、若い頃は家族のバンドThe Black Familyにも歌手として参加していました。

 

ソロシンガーとして活躍し始めたのは1982年で、アイルランドのロックバンドMoving HeartsのメンバーだったDeclan Sinnottのプロデュースのもとでデビューアルバム『Mary Black』をリリースします。アルバムはアイルランドで大ヒットし、その後もコンスタントにアルバムをリリースするとともに、フォークグループDe Dannanへの加入、アイルランドの女性ミュージシャンによるコンピレーションアルバム『A Woman's Heart』への参加など、幅広い活動を繰り広げています。世界的なヒット曲はありませんが、アイルランドでは国民的歌手の一人として絶大な人気を博しています。

 

Sonny』は、1991年にリリースされた6枚目のアルバム『Babes In The Wood』の収録曲で、原曲はカナダ・ニューファウンドランド出身のフォークシンガーRon Hynesが1976年に作った『Sonny's Dream』です。

 

このMVは、2003年に発売されたDVD『Bringing It All Back Home』に収録されたもので、アメリカのC&WシンガーEmmylou Harris(映像左)とアイルランドのシンガーDolores Keane(画像右)が参加しています。DVDのクレジットではEmmylou Harrisがメインになっていますが、私は敢えてMary Blackメインと考えています。

 

Bringing It All Back Home』は、アイルランドの伝統音楽の再検証と、アイルランドとアメリカの音楽的ミッシング・リンクを埋めるために1990年に発足したプロジェクトで、イギリスのBBC放送で計5時間のドキュメンタリーとして放映されました。

 

 

こちらは、作曲者のRon Hynesが自らのバンドThe Wonderful Grand Bandとして1978に録音した音源です。

 

 

次回は、明日7月6日(水)にビーフカツ(回顧録)。東京都千代田区丸の内の『銀座ワイン食堂パパミラノ サピアタワー店』です。