スピンオフ編~東京都江東区亀戸・多数の童像と道祖神に歓迎される『天祖神社』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、東京都江東区亀戸の『天祖神社』です。

 

 

最寄駅は

JR総武線、東武亀戸線の『亀戸』。

 

 

駅から徒歩15分

『亀戸七福神』の一社として

地元で親しまれている神社です。

 

創建年は不明ですが

推古天皇の治世(593~628年)に

聖徳太子作の神像を

ご神体として祀ったのが始まりとされています。

 

 

一の鳥居をくぐろうとすると

不思議なものを見つけました。

 

童像が3体

左端に1体には『童 しあわせ』

他の2体には『童 神柳』と彫られた

石柱が立っています

・・・何なのでしょう?

 

 

ふと向かい側を見ると

『感謝』と題された道祖神が。

 

道祖神については

よく知らなかったのですが

先日、葛飾区堀切菖蒲園の天祖神社で見掛け

帰宅後に調べてみました。

 

厄災の侵入防止や子孫繁栄などを

祈願するための村の守り神で

主に道の辻に祀られている

民間信仰の神様です。

 

決まった形状はありませんが

子孫繁栄という意味から

このような仲の良い夫婦の意匠が多く

『双体道祖神』と言うそうです。

 

 

参道を進むと別の道祖神が・・・

こちらは『みちづれ』と彫られています。

 

 

そして童像もあります

こちらは『みつこ』

女の子なのでしょうね。

 

 

参道の中ほど左側には

古民家のような社務所があります

・・・背後には東京スカイツリーが。

 

 

社務所の前に置かれてたのは

木化石でした。

 

古代の樹木が膨大な年月をかけて

水晶や石英と同様に固くなり

化石化したものだとは知っていますが

何故ここにあるのでしょう?

 

 

社務所の向かい側にある手水舎

別段変わったものではありませんが

何か違和感を感じます。

 

 

近寄って見ると

此処にも童像があります。

 

 

手水舎の後ろには

七福神の『福禄寿』を祀る社があります。

 

 

改めて手水舎の周囲を見ると驚愕

何体もの童像が置かれています。

 

 

境内社に続く階段にも

居るは居るは!

 

 

境内社の『太郎稲荷神社』へは

三連の鳥居で導かれます。

 

 

こちらの参道脇には

樹木に隠れるように潜む

名もない童像がありました。

 

 

いつものことですが

ようやく社殿に到着しました。

 

まず本社を参拝してから

境内社などに行けばいいのに

・・・そう思われるかもしれません。

 

私もそう思うのですが

何故か学習能力がなく

いつも同じ行動パターンになってしまいます。

 

 

参道に不思議な物を発見しました

『遥拝碑』と書かれています。

 

 

上面を見ると

中央に東西南北が記され

全国の主な神社の方角が示されています。

 

リモートで参拝したい神社の方角に向かい

祈りを込めて礼拝するようです。

 

 

社殿を護るのは岩乗りの狛犬

向かって右手は口を開けた阿形。

 

 

左手には口を閉じた吽形

どちらも威風堂々としています。

 

 

社殿は創建以来

何度か崩壊、焼失を繰り返し

先代の社殿は

1923(大正12)年の関東大震災で焼失しました。

 

現在の社殿は1929(昭和4)年に

日本の神社としては初めての

鉄筋コンクリート造りで竣工しました。

 

 

扁額の揮毫は

後に内閣総理大臣となる

近衛文麿によるものです。

 

 

賽銭箱の脇には飴が置いてあります

・・・お神酒の替わりにどうぞと

地元の製菓会社が奉納したものです。

 

有難く一つ頂戴しました

・・・どちらかと言えばお神酒のほうが良かった

そう思ってしまう不心得者です。

 

 

社殿の横には

流鏑馬式場があります。

 

天正年間(1573~1593年)に

織田信長が当時流行していた疫病退散のため

流鏑馬を奉納したところ

疫病が終息したことから

以来、流鏑馬の儀式が行われてきました。

 

現在は騎乗ではなく

歩射の形式で行われています。

 

敷地内に入ることができませんので

上手く撮影できていませんが

上屋にも双体道祖神が2体置かれています。

 

 

何体あるのだろうと気になり

参拝後に境内中を数えて廻りました。

 

童像が45体

道祖神が11体

合わせて56体もの石像がありました。

 

しかし

何故こんなにたくさん置かれているのでしょう?

 

社務所でお聞きすればよかったです。

 

全ての童像と道祖神をご紹介したいのですが

56体もありますので

いくつかを取り上げたに過ぎません。

 

最後になりますが

私にとって最も印象的だった

童像と道祖神をご紹介します。

 

 

 

亀戸と言えば

『亀戸天神』が余りにも有名ですが

そこから100mしか離れていない

『天祖神社』も興味深いものがあります。

 

天祖神社

東京都江東区亀戸3-38-35

 

次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。今回は、Dropkick Murphysの『Rose Tatoo』です。