MUSIC編~Frijid Pink 『The House Of The Rising Sun』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。ブログを始めて5年半、私の趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、たまに私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズを始めました。

 

今日は、Frijid Pinkの『The House Of The Rising Sun』です。この曲は、アメリカのトラディショナルなフォーク・バラードで、作者は不明です。Woodie GuthrieJoan Baezなど多くのフォークシンガーに取り上げられてきましたが、この曲が広く知られるようになったのは、Bob Dylanが1962年にリリースした彼のファーストアルバム『Bob Dylan』に収録したヴァージョンによります。その後1964年にイギリスのロックバンドThe Animalsのシングルが全米チャートで1位となったことから全世界的に認知されるようになりました。その後も様々なアーティストにカバーされています。

 

Frijid Pinkは、1967年にアメリカ・ミシガン州のデトロイトで結成されたロックバンドで、『The House Of The Rising Sun』は1970年にリリースされた彼らのファーストアルバム『Frijid Pink』から1969年に先行リリースされたシングルで、全米チャートで7位を記録する大ヒットになりました。The Animalsのコピーと酷評する人もいますが、私は好きです。

 

その後、彼らは何枚かのアルバムとシングルをリリースしましたが、ほとんどヒットすることはありませんでした。

 

 

こちらは、Bob Dylanのヴァージョン・・・音源だけです。

 

 

こちらはThe Animalsのヴァージョン。映像はかなりダサいですが、音源はオリジナルです。

 

 

こちらは、イギリスのロックバンドGeordieが1974年にリリースしたセカンド・アルバム『Don't Be Fooled By The Name』に収録されていたヴァージョン。シングルカットされた日本では、ある程度ヒットしましたが、他の国ではシングルになることはありませんでした。

 

 

日本でもいろいろなミュージシャンがカバーしていますが、浅川マキさんが1971年にリリースした『MAKI II』に収録されたヴァージョンが最も秀逸だと思います。そのヴァージョンをリスペクトしながら独自の解釈でカバーしたのが、私が愛読するブロガーJosepha Keiko Nishiyamaさんです。バックのMike Zephyrさんのギターと相まって、ある意味浅川マキさんのヴァージョンを超える素晴らしさです。

 

 

次回は、明日1月19日(水)にビーフカツ(回顧録)。東京都渋谷区恵比寿の『Salt恵比寿』です。