ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は『MUSIC編』。ブログを始めて5年半、私の趣味である食と旅について書いてきましたが、もう一つの趣味である音楽については、食と旅以上にマニアックなので封印してきました。しかし、昨年、一昨年とコロナ禍の影響もあり自身の考え方が大きく変化し、たまに私の好きな楽曲をご紹介しようと思い始め、このシリーズを始めました。
今日は、The Style Councilの『A Solid Bond In Your Heart』です。
The Style Councilは、イギリスのモズバンドThe JamのリーダーだったPaul Wellerが1982年にThe Jamを解散し、The Merton ParkasのMick Talbotと結成したポップ・ロックバンドです。この曲は、ファーストアルバムとなる1984年の『Cafe Bleu』に先行して、1983年に発表され、全英シングルチャートで11位まで上りましたが、アルバムには収録されませんでした。しかし、同アルバムがアメリカで発売される時に『My Ever Changing Moods』と改題され『A Solid Bond In Your Heart』も追加収録されました。
The Jamのシングルになる予定だったこの曲は、解散騒動に伴いお蔵入りになりましたが、The Jamの未発表音源を集めたアルバム『Extras』(1992年)にデモバージョンが収録されました。
The Style Councilのバージョンは、基本的にThe Jamのアレンジメントを踏襲していますが、サックスが強調され、より洗練された仕上がりになっています。しかし、私には両者には甲乙つけがたいものがあります。
こちらはThe Style CouncilのオフィシャルPV。Paul Wellerが何気にかっこいいです。
The Jamのデモ・バージョンです。
次回は、明日1月23日(日)にビーフカツ(回顧録)。東京都台東区浅草の『サンボア』です。