ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、東京都江東区亀戸の中華『佳名℃』です。
最寄り駅は
JR総武線、東武亀戸線の
『亀戸』
駅から徒歩２分
２０１４（平成２６）年にオープンした
ちょっと変わった中華料理店です
変わっているのは料理ではなく
まずは店名の読み方
『佳名℃』・・・う～ん読めない！
『かなシー』かな
でも『悲しい』のように聞こえ
店名としては相応しくありませんね
佳＝か、名＝めい、℃＝ど
３つ合せで『かめいど』＝亀戸
どう評価したらよいか頭痛いです
もう一つの変わっている点はこちら
『店内 卓球できます 飲食ご利用で無料開放』
さらに頭が痛くなってきました
店内に入ると
至って普通の雰囲気
変わったところはありません
定食やセットメニュー
麺類、炒飯などなど
充実したメニュー構成です
私がこの店にお邪魔した
本当の理由はこちら
『沙茶麺』です
福建省厦門市のローカルフード
３年前の中国の旅で嵌り
福建省で３回リピートしました
帰国後に探しましたが
沙茶麺を出している店はなく
ようやく発見したのがこちらの店でした
こちらが『沙茶麺セット』
春巻き２本か餃子３個付きで
税別９８０円
価格が変動していることもあります
ランチタイムは
サラダ４種類が食べ放題
手前の２種類には胡瓜が入っています
胡瓜の入っていないものを選びました
逸品はピリ辛ネギ
キムチのように見えますが酸味はありません
もう一品はレタス
ごまドレッシングを掛け
美味しく頂きました
セットと合わせると
こんな感じで
美味しそうなビジュアルになりました
主役の沙茶麺
３年ぶりのご対面
Long time no see you!
厦門では
海老、牡蠣、イカなど
好きなトッピングを選べます
しかし
こちらの店では牛もつのみで
他の選択肢はありません
これでもかというくらい
ごろごろとトッピングされたもつ
柔らかく超美味です
で、沙茶麺って何なのよ
坦々麺みたいだけれど・・・
そんな声が聞こえてきます
広東省発祥の沙茶醤をベースにした
辛さの中にほんのりと甘みがあり
ピーナツと胡麻の香りが豊かなスープ
文字だけを見ると
坦々麺と同じように思えますが
似て非なるものです
根本的な違いは
沙茶醤がヒラメなどをベースにしているため
スープもシーフードの芳醇な香りがすることです
中太の縮れ麺は
沙茶のスープによく絡み
言葉にならない美味しさです
さほど期待していなかった春巻きですが
豚肉、タケノコ、もやし、椎茸など
具だくさんでとても美味しそうです
個人的な嗜好ですが
春巻きは辛子酢醤油で頂きます
・・・想像を超える美味さでした
なんと食後に
杏仁豆腐が出てきました
普通に美味しかったです
さらに驚いたのは
セルフサービスですが
コーヒーをどうぞと言われたこと
コーヒー通ではありませんので
偉そうなことは言えませんが
美味しいアイスコーヒーでした
最後になりましたが卓球の謎
入口近くにある部屋に置かれた国際規格の卓球台
食事をすれば無料で利用できます
さすがにランチタイムの利用は稀ですが
夜は酒の勢いと余興で
プレイを楽しまれる方も多いそうです
一人で行っても
店員さんの手が空いていれば
お相手して頂けるとのこと
日本で初めて頂いた沙茶麺
牛もつのトッピングでしたが
とても美味しく頂きました
沙茶麺が日本で珍しいのは当然ですが
実は中国国内でも
厦門以外ではほとんど見たことがありません
ごちそうさまでした
東京都江東区亀戸５－５－６ ラポスタビル１階
０３－３６８５－５２２１
11:00-15:00 17:00-23:00
日曜日休み
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、兵庫県豊岡市です。