スピンオフ編~千葉県市川市・無造作に置かれた石彫が何気に面白い『清華園』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、千葉県市川市の『清華園』です。

 

 

最寄駅は

京成電鉄本線

『京成中山』。

 

 

駅から徒歩2分

法華経寺参道に面して門があります。

 

江戸時代の享保年間(1716~1736)から

この地に居住されていた石井家の住居と庭で

1992(平成4)年に同家より市川市に寄贈されました。

 

石井家は

近代に入ってこの場所で文具店を開き

その後『清華堂』という書店を営まれていました。

 

門を入って左手にある

木造2階建ての家屋は

石井家の店舗兼住宅だった建物で

寄贈後は市川市民のふれあいの場として

開放されている文化施設ですが

金、土、日曜日のみの開館です。

 

 

幅15m、奥行き50mほどの庭園は

年末年始以外は開放されています。

 

 

入口から20mほど進むと

つるべ井戸があります。

 

 

つるべ井戸の近くには

四阿がありますが

これは寄贈後に市が増設したのではないでしょうか。

 

 

さらに進むとパーゴラがありますが

これも後付けだと思います。

 

 

建造物は

つるべ井戸、四阿、パーゴラだけですが

私が興味を持ったのは

庭のそこかしこに無造作に置かれた

無数の石彫です。

 

その中のいくつかには

作品名と作者が明示されていますが

殆どが無表示です。

 

まずは

明示されているものからご紹介します。

 

『トリ・・・?』と題され

久保悠実さんの作品です。

 

作者についてネットで調べてみましたが

ヒットしませんでしたので

アマチュアの方かもしれません。

 

 

『もの思い』

作者は阿部実諒さん。

 

この方もヒットしませんが

銘盤に

『市川市石彫ワークショップ実行委員会』とありますので

コンテストか何かの入賞作品だと思います。

 

 

『ぼくに水をください』

久保由紀さんの作品。

 

こちらの作品には

実行員会の名前とともに

第3回市民賞とキャプションされていますので

コンテストが催されていたのですね。

 

 

作品名などが付記されているのは

前述の3つの石彫だけで

それ以外には何も明記されていません。

 

しかし

なかなか味のある作品(?)が多いので

作者や市の許可も得ずに

私が独断と偏見で名付けてみます。

 

まずはこちらから。

 

『もしもし』

 

仏様のようでもありますが

電話をされているようなので。

 

 

『寒っ!』

 

お地蔵様が縮こまって寒そうにしています

・・・撮影は真夏ですが。

 

 

『一人ハグ』

 

何かを大事に抱えている

そんな風にも見えます。

 

 

『恥じらい』

 

見つめないで

私恥ずかしい・・・のような。

 

 

『フクロウ』

 

まんまです。

 

 

『脳みそ』

 

実際に脳みそを見たことはありませんが

私にはこんなイメージです。

 

 

『おでかけ』

 

誰に会いに行くのかは知りませんが

嬉しそうな表情をしています。

 

 

『Long time no see you!』

 

何年かぶりに会った友人に

~おひさ、元気?

 

 

『失笑』

 

何があったかは分かりませんが

笑いを堪えられない様子。

 

 

『父かえる』

 

あまりに質の悪い駄洒落に

我ながら落ち込みます。

 

 

ご紹介したのはほんの一部

まだまだたくさんありますので

ご訪問されネーミングしてみてください。

 

清華園

千葉県市川市中山4-14-1

庭園開放 9:00-17:00

12月28日~1月4日閉園

入場無料

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、栃木県栃木市です。