オンストリート編~北海道函館市『千秋庵総本家』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、オンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などを画像1枚でご紹介します。

 

今日は、北海道函館市の『千秋庵総本家』です。『山親爺』で有名な千秋庵といえば北海道を代表する製菓会社の一つで、札幌が本家本元だと思われがちですが、実は1860(万延元)年に創業した函館の千秋庵総本家が発祥なのです。のれん分けで小樽、旭川、釧路に千秋庵が誕生しましたが、その後複雑怪奇な運命を辿っています。小樽千秋庵からは札幌千秋庵が独立し、その札幌千秋庵から帯広千秋庵がのれん分けされています。帯広千秋庵は、独自に開発した『白い恋人』の全国的なヒットを背景に社名を『六花亭』に改名し、小樽と旭川の千秋庵は廃業、釧路千秋庵は札幌千秋庵に吸収合併されたため、現在、千秋庵を名乗るのは函館と札幌だけになっています。函館の千秋庵総本家は、2017(平成29)年に岐阜の老舗菓子店『鈴木栄光堂』に買収されましたが、千秋庵のブランドは残っています。

 

2016年5月

 

次回は、明日6月9日(水)。ビーフカツに戻ります。東京都目黒区中目黒の『麻布笄軒 中目黒店』です。