ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国遼寧省大連市の『大和珈琲店』です。
大連市は
遼寧省第二の都市
都市部人口３９０万人
近代的な港湾都市ですが
歴史的建造物や古い路面電車が残る
ノスタルジックな一面もあります
『大和珈琲店』の最寄駅は
地下鉄１号線の
『中山広場』
円形の広場を取り巻くように
日本占領時代の建物が
そのまま残されています
中でも異彩を放っているのが
広場の南側にあるホテル
『大連賓館』です
日本占領時代は
南満州鉄道（満鉄）が経営していた
『大連ヤマトホテル』でした
２０１７年１０月末から
ホテルとレストランは
休業しています
２０１９年末には
営業再開とのことでしたが
いまだにクローズのようです
２０１８年夏に訪問した時は
大和珈琲店の看板だけが
エントランスに出ていました
喫茶店だけ営業している訳はない
そう思いつつも
館内に侵入してみました
階段を上り２階へ・・・
もちろん館内に人気はなく
不気味な雰囲気でした
しかし
なんとまあ
灯りが付いています
以前宿泊した時に
来たことがありますが
ほとんど変わっていません
喫茶店というよりは
クラブのような雰囲気で
かつては結構にぎわっていました
しかし宿泊客がいない状況では
閑古鳥が鳴いています
・・・座っている男性は店の方です
ビールを頼んだところ
即答で
『没有（ありません）』
薦められたのは
『金桔梅水果茶』
２５元（約４２０円）・・・高っ！
『烤芝士蛋糕』もごり押しされました
何かと尋ねると
ティラミスとのこと
甘いもの得意でないので
『不要（いらない）』を連発しましたが
何故か負けてしまいました
金桔梅水果茶
金桔はキンカン
そこに梅とお茶
味が想像できませんが
取り敢えず一口
・・・激甘で温い！
キンカン、梅、お茶の味はします
しかし全く調和しません
一言でいえば不味い
烤芝士蛋糕
１５元（約２５０円）
決して安くありません
スィーツ音痴なので
適確なコメントができませんが
これも美味しいとは言えません
飲み物もケーキも
美味しくありませんでしたが
満足でした
なくなる前に
もう一度空間を味わうために
訪れたもので
コロナ禍がいつ終息するか
未だ分かりませんが
また訪れたい都市のひとつです
大和珈琲店
中華民国遼寧省大連市中山区中山広場４号
大連賓館２階
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、中国福建省福州市です。