オンストリート編~東京都荒川区日暮里『山吹の花一枝』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、オンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などを画像1枚でご紹介します。

 

今日は、昨日の記事の続編で東京都荒川区日暮里の『山吹の花一枝』です。太田道灌に山吹の花を一枝差し出した少女の像です。

若き日の太田道灌が鷹狩の途中で急な雨に遭遇し、一軒のあばら家で蓑(みの)を借りようとしました。しかし、その家に住む少女は、無言で山吹の一枝を差し出すだけでした。道灌は怒って雨の中を家に帰りましたが、家臣より少女が『七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき』という古歌に寄せて、蓑一つない貧しさを山吹に託したのでしょうと聞き、己の無学を恥じ、歌道を始め文の道に励むようになったと伝えられています。これが道灌にまつわる『山吹の里伝説』です。

 

2020年11月

 

次回は、明日1月10日(日)。ビーフカツに戻ります。大阪府大阪市福島区の『洋食YOKOO』です。