ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、オンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などを画像１枚でご紹介します。
今日は、インド・ヴァラナシ市の『ガンジス川の小舟』です。ヒンドゥ教の聖地ヴァラナシ・・・当時はベナレスと呼ばれていました。聖なる川ガンジスのガート（沐浴場）を巡る小舟。イランのテヘランで知り合って以来一緒に旅をしてきたスイス人２人と３人で乗船。１人８ルピー（当時の闇レートで約１８０円）と吹っ掛けられたのを３人で３ルピー（同約７０円）＝１人１ルピーに値切り倒し、３０分ほど船に揺られました。下船の際に３ルピー渡すと船頭が１人３ルピーで計９ルピーだと言い出しました・・・想定内でしたが。百戦錬磨の３人は、３０分ほど言い合いの末、３ルピーだけ払って立ち去りました。大人気ないと言われそうですが、外国人観光客には５～１０倍の値を吹っ掛ける７０年代の中近東・インド、そんな場所を旅するバックパッカーにとってはごく当たり前のことだったのです。
１９７０年８月
次回は、明日１月３日（日）に番外編。京都府京都市下京区の『川間食堂』をテーマにします。