ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国福建省福州市の『永豊清湯面』です。
福州は福建省の省都
都市部の人口300万人強
同省第一の都市です
19世紀半ばに
アヘン撲滅に尽力した
林則徐の故郷です
今回ご紹介する
『永豊清湯面』の最寄駅は
地下鉄1号線『南門兜』
駅から徒歩3分
『道山路』に面した
マンションの1階にあります
麺類を中心に
飯物、餃子、雲呑などを出す
地域密着型の食堂です
朝8時前にもかかわらず
朝食を摂る若い人達で
ほぼ満席状態の人気店
最近の中国のあるあるですが
箸やレンゲなどは
殺菌装置に入っています
朝食として注文したのは
『柳叶蒸餃』6元(約100円)
『飄香拌面』4元(約70円)
価格が変動していることもあります
柳叶蒸餃子
8個入りで約100円
信じられない安さです
餡の味は悪くありませんが
厚めの皮がちょっと硬く
総体的には低評価になります
飄香拌面
今まで頂いた拌麺と
ちょっと見た目が違います
平打ちの縮れ麺
量もかなりあります
これで70円!
麺を掘り起こすと
タレが出てきますので
よく混ぜます
拌麺の『拌』は
撹拌の『拌』
日本の油そばの元祖かも・・・
麺もタレも
温かいのですが
汁気はありません
麺はやや柔らか目
タレは甘めの醤油味
絶妙のコンビネーションで美味
途中で
酢と虾(海老)油を加え
味変します
塩気の強い虾湯が
タレの甘さと相まって
更に美味しくなります
不思議だったのがこのお椀
葱が浮いているので
スープだとは思いました
つけ麺風にしようかな
などと考えましたが
一口すすってみました
これが滅茶苦茶美味しいんです
いい出汁で適度な塩味
びっくりしました
餃子は今一でしたが
拌麺とスープは
想定外の美味さでした
200円以下で
この朝食には満足でした
・・・拌麺だけでも良かったかも
ごちそうさまでした
永豊清湯面
中華人民共和国福建省
福州市鼓楼区道山路101-13
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都台東区です。