ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国福建省厦門（アモイ）市の食堂『縁盛意』です。
厦門は
福建省南部に位置する
同省第二の都市
市区人口は３８０万人強
市街地の沖合数㎞には
台湾領金門島があります
今回ご紹介する『縁盛意』の最寄駅は
地下鉄１号線の終点
『鎮海路』
地下鉄駅前を南北に走る
『思明南路』の騎楼を
南に向かいます
駅から徒歩５分
中国的な装飾が施された
小さなローカル店です
『厦門老字號』
厦門市などが認定する
老舗の証です
１９８６年創業
３５年ほどの歴史で
老舗の部類に入るのでしょうか
１階には
４人掛けのテーブルが３卓だけですが
２階にも客席があります
メニューは
麺類、扁食（ワンタン）、小籠包など
小吃（軽食）が中心
店のお薦めで
一番人気は
拌麺と扁食の組み合わせ
まずは『扁食』
小と大がありますが小を注文
７元（約１２０円）
価格が変動していることもあります
福建省では
『ワンタン』を『扁』または『扁食』
そう呼ぶのが一般的です
日本のワンタンとほぼ同じですが
スープは薄塩の白湯
ワンタンが１２個も入っています
皮は日本よりやや厚め
豚肉の餡がたっぷりで
とても美味しいです
『拌麺』・・６元（約１００円）
拌は撹拌の『拌』
まぜソバです
上海辺りの拌麺は
つゆ無しが主流ですが
こちらはつゆ（・・・タレ？）有りです
温かい麺と
温かいタレ
よく混ぜて頂きます
麺は平打ち
ラーメンと言うよりは
名古屋のきしめんに近い味と食感
タレは
厦門特産の沙茶醤ベース
ピーナツの香りがナイスです
最初は甘辛く感じますが
次第に辛さが増し
平打ちの麺と絡み超美味
沙茶醤ベースの拌麺
初めて頂きましたが
衝撃的な美味しさでした
日本では味わえない逸品
今でも思い出して
垂涎です
ごちそうさまでした
縁盛意
中華人民共和国福建省厦門市思明区思明南路２８２－１
7:00-14:00 16:30-21:30
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、イタリア・ミラノ市です。